End of an Ear | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

先週、灼熱のオースティンに三日間滞在し、

時間を見つけてはビデオ屋やレコード店を見て回りました。

 

オースティンといえば、お馴染み

Waterloo Records」でも収穫はあったのですが

(デフ・レパードの「ヒステリア」のLPをわりと安く入手)、

それ以上に面白かったのが、バスを乗り継いで行ってきた、

End of an Ear」。

 

最新のCDやレコード、中古のヴァイナルやカセットテープ、

さらにはDVDやビデオも販売しており、じっくり隈なく

店内を物色していたら、いつのまにか2時間も経過していたという。

 

そのわりには、購入したのは、

『バッド・チューニング』と『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』の

中古VHS、あとMitsukiのサードアルバムを新品で。以上。

中古のビデオはそれぞれ2ドルと5ドルという安価。

 

精算時に「袋いる?」と店員に聞かれ、紙袋かビニール袋かな。

と思ったら、Domino(レーベル)の新品のトートバックをくれました。

な、なんて太っ腹な。

 

あと驚いたのが、天井が高くなかなか広い店内の壁中に

日本製のジャンル映画のポスターが貼られていて、

へえ面白い演出だな。と思ったら、

あとで友人に聞いたら、あれは売り物で、しかも安いのだとか。

『死霊のはらわた』のポスターとか買えばよかった……。

 

新譜は驚くべき安さで、中古商品もなかなか品揃えがよく、

ニューヨークやL.A.、ロンドンにはもはや存在しない種類の店だなあ。

と歓喜しました。

『バスケット・ケース』と『シャドー』のオリジナル版の中古LPが

欲しかったけど、すでに今回は何枚もヴァイナルを

買い込んでいたので、断念。

 

そう、その前の週末に、L.A.の「FYFフェス」に出店していたレコード店、

「グラス・ハウス・レコード・ストア」で、

Mazzy Starの前身バンドである、Opalのアルバムと12インチを発見。

なんとそれぞれ20ドルである。

ともにネット上では数万円の値がついている貴重品なのですが!

あと、Chromaticsのパンク時代のEPや、

Butthole Suffersのライヴ盤をそれぞれ安く購入。

大収穫です。

 

ともあれ、ベルリンもレコード屋だらけでパラダイスだったのですが、

ロック都市オースティンもさすがに奥が深いなあ、と感慨深くありました。

 

あと、オースティンで有名な巨大ビデオ&DVDレンタル店

I LUV VIDEO」も訪問したのですが、まあ壮観。

ビデオの量が凄い!

あの場所は、時間が止まっていました。

 

そこから徒歩5分の場所で見つけた、「Vulcan Video」も

怪しいビデオコーナーがあって、魅力的でした。

 

そしてオースティンでは、もちろんオースティン発の

ジャンル映画に優しいシネコン・チェーン

「アラモドラフトハウス・シネマ」に連日足を運び、

『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』のロメロ追悼上映や、

『サンフランシスコ連続殺人鬼』(The Zodiac Killer)を鑑賞しました。

 

『ナイト〜』はやはり奥深いですね、今観ても。

 

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