MASATO KOBAYASHI

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ニューヨークと東京を拠点に活動する、映画評論家/映画監督/翻訳家 小林真里の不定期ブログ


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昨日、トロント&LAから戻りました。

 

出発時にデルタ航空のまさかの1日遅延

(飛行機に乗り込んでから機体不良が発覚し、

まさかの成田宿泊&翌日出発という悪夢)

が原因で到着が1日遅れたため、色んなダメージを受けたのですが、

おかげでトロント国際映画祭も初日前半の作品を観ることができませんでした。

 

 

映画祭での映画の鑑賞本数は40本。

途中で退出した作品や空き時間に少しだけ観た作品の数は15本ほど。

7日半、朝8時から深夜2時とかまで一日中映画を観ていた結果、

連日の睡眠不足で時差ぼけは最後まで解消されなかったという。

 

今年は全体的に小ぶりで、これといった

大傑作!オスカー本命!という作品には出会えなかったのですが、

良質な作品は少なくなく、ベスト10を選ぶのは難しくなかったです。

 

1『Never Look Away』

2『Vox Lux』

3『Hold The Dark』

4『22 July』

5『It Beale Street Could Talk』

6『Widows』

7『Life Itself』

8『The Sisters Brothers』

9『High Life』

10『Roma』

 

『3 Faces』

『Border』

『Girl』

『In Fabric』

 

 

 

1位『Never Look Away』は『善き人のためのソナタ』監督の最新作。

第二次世界大戦の前後のドイツを舞台にした、

1人の芸術家の数奇な半生を描くドラマティックでスーパーナチュラルな

要素もある3時間超えのディープな号泣感動作。

監督やキャストも登壇し、人生2回目のスタンディングオベーションをしました。

 

2位『Vox Lux』は、

21世紀突入前の高校銃乱射事件(ベースはコロンバイン事件か)で

生き残った少女が世界的なポップスターに上り詰めるという、

全編ダークなナタリー・ポートマン主演作。SIAが全編の音楽を書き下ろし。

スーパースターのゴージャスな生活以上に暗黒面もしっかり描写。

『ブラック・スワン』『ジャッキー』に通じるホラーテイストの

ダークな灰色に覆われた衝撃作でステイシー・マーティンも好演。

一人二役を演じたラフィー・キャシディの熱演が素晴らしい。

 

3位『Hold the Dark』は『ブルー・リベンジ』『グリーンルーム』の

ジェレミー・ソルニエの待望の最新作。

狼に子供を奪われた事件を巡る、アラスカを舞台にしたダークなミステリーサスペンス。

この監督が得意とする虚を突く不意打ちのバイオレンスは健在で

ゴア描写は多いブルータルな改作。

 

4位『22 July』は、ノルウェイのテロ事件を基にした重厚でサスペンスフルな

ポール・グリーングラス最新作で、後半は手に汗握る法廷ドラマに突入。

 

5位『It Beale』は『ムーンライト』バリー・ジェンキンス最新作。

ニューヨークを舞台にした冤罪を巡るドラマであり、ラヴストーリー。

映像美と一つ一つ意志が込められたショットはさすがで、個人的には

『ムーンライト』よりも好きです。

 

深夜のジャンル映画枠、ミッドナイトマッドネスの作品は、

イギリスの秀英ピーター・スクリックランド最新作『In Fablic』

(幽霊ホラーだがホラーというよりアート映画。

相変わらず映像と音楽が冴え渡る)以外はイマイチだったのですが、

ワールドプレミア上映された『ハロウィン』最新作も観ました。

 

ジョン・カーペンター『ハロウィン』の40年後を描く続編、ということですが、

ジェイミー・リー・カーティスを筆頭に、その娘と孫、三世代の女性が

活躍します。というのがいかにも「Me Too」で「Time's Up」な

今のアメリカを象徴しているのですが、新しい要素はそこぐらいで。

オリジナルへのオマージュを捧げつつも、全編を通じたテンション・

緊迫感の醸成という意味では失敗しており、

ちょっとだれる場面が少なくなく、あと監督はコメディ分野の

デヴィッド・ゴードン・グリーンなので、子供を使ったコメディを

投入しているのですが、あれは蛇足というか不要だったなと。

ロブ・ゾンビの『ハロウィン』のほうがポイントをしっかり掴んだ

パワフルで不穏なホラーでしたね。

ダイアローグやトーンなどなんだか少し『スクリーム』などを観ている気分になり

残念でしたが、アメリカでは大ヒットするでしょう。

 

これ以外だと、賞レース候補と言われている

ライアン・ゴズリング主演『ファースト・マン』はあまり

エキサイティングでもドラマティックでもなく、二コール・キッドマン主演の

アクション・スリラー『Destroyer』や『Beautiful Boy』もイマイチで、

観客賞を受賞した『Green Book』や、『アリー スター誕生』は観ませんでした。

 

期待していた音楽もの二本、

エル・ファニング主演の『Teen Spirit』は、

エル・ファニングの演技はともかく、

イギリスの片田舎に住む神妙な顔をした暗いティーンが

イギリス版「The Voice」みたいなオーディション番組参加を目指す、

というなんだか気恥ずかしい、全体のトーンが

明らかに間違っている青春映画でした。

冒頭でGrimesを使用しているのは良かったのですが。

 

エリザベス・モスやカーラ・デルヴィーニュ、アンバー・ハード、

さらにSleigh Bellsのメンバーらも出演している

ガールパンクバンドの映画『Her Smell』は、

人気バンドの内幕を描く楽屋落ちでしかない、

不毛で無意味なダイアローグ連打の残念な作品で、プロットがほぼ皆無。

前半での途中退出者が異常に多かった。

映画としてはロックでもパンクでもなく、

モデルもL7とかBikini KillやHoleやジョーン・ジェットでもなく、

「ガンズ&ローゼズのアクセルとスラッシュ」

という監督のコメントを聞いて、なんだそれ・・・と絶句した次第です。

 

数奇な運命と共時性を描く『Life Itself』は微妙な設定の群像感動作ですが、

オリヴィア・クックがパンクバンドのシンガーを演じており、

ステージ上のパフォーマンスも見事で、

楽屋で勝手にスマホで動画を撮影していたビッチをぶん殴る

アティテュードも含めちゃんとパンクしていて唸りました。

 

映画祭を通して目立っていた俳優は、ルーカス・ヘッジス。

ジョエル・エドガートンが監督した『Boy Erased』と、

ジュリア・ロバーツと共演した『Ben is Back』では主演、

ジョナ・ヒルが監督した青春映画『MID90s』では共演、

と三本の新作がお披露目。

 

あと、仕事としてインタビューは『Non-Fiction』の

監督オリヴィエ・アサイヤスだけ。

『Teen Spirit』のカメラコールで、レッドカーペットの

カメラマン席で初めて写真撮影もしました。

 

トロントのライヴは、Let's Eat GrandmaとHatchieという、

今年のベストアルバム候補のミュージシャンを観ることができました。

 

 

 

 

 

 

 


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トロントを発ち、今日からL.A.に来てます。

 

そしてトロント国際映画祭期間中に、遂にアナウンスされました。

 

小林真里監督第一弾、長編ドキュメンタリー映画

『BEYOND BLOOD』が、10月に開催される

第51回シッチェス・カタロニア国際映画祭でワールドプレミア上映されます。

 

https://sitgesfilmfestival.com/eng/film?id=10005298

 

9.11を発端に暗黒時代に突入した21世紀最初のディケイドには、

数々の重要なホラー・ムービメントが巻き起こった。

 

ジャパニーズ・ホラーが世界を席巻した「Jホラー」。

『ホステル』『ソウ』を筆頭としたアメリカの「トーチャー・ポルノ」。

だが真打はグラン・ギニョールの国にしてホラー不毛の地であるフランスで

突如勃発した「ニュー・ウェイヴ・オブ・フレンチホラー」だ。

 

『ハイ・テンション』『屋敷女』『マーターズ』『フロンティア』といった

ウルトラ・ヴァイオレントな血みどろ映画群は、ホラーという一大ジャンルの

地平線を新たに切り拓き、エクストリームに進化させた。

世界中のホラー・ファンを熱狂の渦に巻き込み、これらの作品の監督たちは

皆ハリウッドに招かれることになった。

が、この偉大なムーブメントは本国フランスでは完全に黙殺されたのだった……。

 

10年の時を経た今、当事者や識者の言葉からホラー史に大きな刻印を残した

この重大ムーブメントの意味と隠された秘密、その真実を多角的に検証。

9/11という未曾有の大事件の影響や保守的で排他的なフランス映画界への疑問、

フランスのフェミニズム文化など社会的テーマにも切り込んだ

多様性に富んだドキュメンタリー映画が誕生した!

 

小林真里が監督・プロデュース・撮影・脚本・編集(共同)を担当。

プロデューサーとして、キングレコードの山口幸彦氏が名を連ねています。

上映時間は92分。

 

出演者:

 

アレクサンドル・アジャ(『ハイ・テンション』『ヒルズ・ハヴ・アイズ』監督)

アレクサンドル・バスティロ(『屋敷女』『リヴィッド』『レザーフェイス』監督)

ジュリアン・モーリー(『屋敷女』『リヴィッド』『レザーフェイス』監督)

パスカル・ロジェ(『マーターズ』『トールマン』『Ghostland』監督)

ザヴィエ・ジャン(『フロンティア』『ヒットマン』『コールド・スキン』監督)

ベアトリス・ダル(『屋敷女』主演)

アリソン・パラディ(『屋敷女』主演)

クロエ・クールー(『リヴィッド』主演)

オリヴィエ・アフォンソ(『リヴィッド』『レザーフェイス』特殊メイク)

ジャック・ケッチャム(ホラー作家:「隣の家の少女」「オフシーズン」ほか)

マイケル・ギンゴールド(ファンゴリア誌の元編集長&ベテラン映画評論家)

ジョー・ベゴス(『人間まがい』『マインズ・アイ』監督)

テッド・ゲイガン(『喰らう家』『Mohawk』監督)

ジョシュ・ジョンソン(『VHSテープを巻き戻せ!』監督)

フォスト・ファズロ(フランスのホラー誌「MAD MOVIES」編集長)

コラリー・ファジャー(『REVENGE リベンジ』監督)

パコ・プラサ(『REC』『エクリプス』監督)

山口幸彦(『ミートボール・マシン』『血を吸う粘土』プロデューサー)

伊東美和(映画ジャーナリスト)

コリン・ゲデス(プロデューサー / 元トロント国際映画祭名物プログラマー)

アレクサンドラ・ウェスト

(フレンチホラー本「Films of the New French Extremity」著者)

ピーター・クプロウスキー(トロント国際映画祭

ミッドナイトマッドネス・現プログラマー)

 

音楽は、世界的な賞の数々を受賞している気鋭の

クラシック音楽作曲家:小林純生、

世界的な人気を誇るポスト・ロックバンド、MONOのギタリスト、

Hideki "YODA" Suematsuが、

それぞれこの映画のためにオリジナル曲を書き下ろしてくれました。

さらに主題歌ほか二曲を、Slowdiveのリーダー、ニール・ハルステッドの

サイドプロジェクト、Black Harted Brotherが担当。

元Raillord Jerk、White Hassleのマルセラス・ホールも

三曲の新曲を提供してくれました。

 

日本公開は2019年の予定です。

 

 

 

 


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ニューヨークから帰国後は、

すぐに実家に帰省して一週間過ごしました。

 

お盆でしたので。

 

その後は、ずっと執筆仕事に追われていました。

今も、眼精疲労が続いています。

 

今年はかなり迷ったのですが、結局三年連続で

トロント国際映画祭に参加することにしました。

それなりに観たい作品がありますし。

トロントの友人たちにも再会したかったので。

 

映画祭の後は、そのままL.A.に飛んで、

ちょうど全米でオープニングを迎えるニコラス・ケイジ主演の

ウルトラヴァイオレントなジャンル映画

『マンディ』の監督パノスらに合流します。

L.A.には3泊しかしませんが。

 

そして10月はヨーロッパの映画祭へのツアーが始まります。

まだ二つしか決まっていませんが。

 

 

 


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今日、帰国しました。

 

9泊11日のニューヨーク出張。

まあ、ほとんど仕事ばかりで、あまりゆっくりできなかった上に、

最後まで時差ボケ状態というか、慢性的に寝不足だった。

 

ニューヨークの天候は日本より過ごしやすく快適で、

1日だけ雷雨が激しく、野外フェスが中止になっていましたが、

概ね良好でした。

 

初日の24日火曜日にClairoを観て(アルバム・リリース前に

すでにBoweryとMHOWがソールドアウトですよ)、

翌日はブルックリンのプロスペクト・パークで、

Courtney Barnett、Julien Baker、Vagabonの

最強トリプルヴィルを観て、

その翌日はBrooklyn SteelでSleep。

 

27日から29日はライヴは休みで、

30日と31日はフィラデルフィアでそれぞれ、

My Bloody ValentineとRadioheadを観て、

最終日はニューヨークでマイブラ。

 

まあしかし、26日から29日まで仕事だったんですが、

その後はずっとインタビューのテープ起こしをやっていたので、

フィリーの2泊ではライヴ観る以外ほとんどなにもできなかったという。

 

出張の詳細については、ちょっとかなりセキュリティーの厳しい

メジャーカンパニーなので、まだ書かないほうがいい気がするので、

また後日。

 

天井の低いフィリーのフィルモアで観たマイブラのサウンドは

かなり最悪で、サウンドが鈍い塊みたいに押し寄せてきて、

絶句しましたが、ニューヨーク公演は文句なしに素晴らしかった。

今回も耳栓を配布していたけど一度も使用せず。

撒き散らされる痛快な轟音に陶酔し、生を感じました。

二日とも、全20曲プレイ。

二曲の新曲もそれぞれタイプが異なり、なかなか良いです。

 

Radioheadは、今回の全米ツアーでたまに僕がこよなく愛する

「The Bends」をプレイしていたので、演ってくれたら感激だなあと思ったら、

僕が観た日は「Fake Plastic Trees」とか「Street Spirit」でした。

あと「Airbag」とか。

その翌日の最終公演では「The Bends」をプレイしてました・・・。

 

多分10年ぶりに観ましたが、トム・ヨークのヴォーカルは

やや野太くなってましたね。

 

ただ、僕にとっての彼らのピークは「OK Computer」で、ベストアルバムは

「The Bends」なので、あまりエキサイトしなかったのも事実。

最近のアルバムももちろんチェックしているけど、聴き込むことはない。

昔の曲は今も良いとは思いますが、当時ほどの感動はない。

 

一方、Radioheadと同時期に生まれた

Slowdiveの「Souvlaki」は今も燦然と輝く名盤で決して飽きることがない。

My Bloody Valentineの「Loveless」も然り。

 

過去のバンド、と言うつもりはないのですが、今後また良いアルバムを

出す可能性もなくはないと思うので、距離を置きつつ見守りたいなと。

 

映画は、まだQuad Cinemaでハマーの特集上映第二弾を

やっていたので、三本観たり。

あとは、SXSWで見逃した二本、

『Eighth Grade』と『Sorry to Bother You』。

他には、『イコライザー2』に『The First Perge』とか鑑賞。

新作の収穫はほぼナシでしたが、

ハマーのヴァンパイア映画はどれも最高でした。

 

『Eighth Grade』はストーリーはそれほどでもないのですが、

特に可愛いわけでもない普通の女の子の青春映画として、なかなかユニークでした。

音楽の使い方は印象的だったかと。

 

 

 

 

 

 

 


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5月29日、30日と二日間に渡って、

SLOWDIVEがサンフランシスコのフィルモアでプレイしました。

 

ロックンロールの歴史がつまった伝説的なライヴハウスでの公演。

こ、これは絶対に見逃せない・・・。

ニューヨーク出張のついでに、これは西海岸に行かねば。

と、ニールに連絡して快くゲストリストに載せてもらい、

昨年夏以来となるサンフランシスコに降り立ちました。

今回は4泊で。

 

フィルモアといえば、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、

グレイトフル・デッド、ドアーズ、ジミ・ヘンドリックス、ピンク・フロイド、

ザ・フー、レッド・ツェッペリン、

そしてベイエリア出身のメタリカまで、レジェンダリーなバンドや

ミュージシャンがプレイしたロックの聖地なわけです。

 

予想通りこの二日間はスペシャルな公演となり、

それぞれセットリストを変えて全16曲、久々に「Morningrise」や

「Machine Gun」をプレイし、両日ともアンコールの最後はなんと

「When the Sun Hits」で締めてくれました。

 

確かに彼らの楽曲の中で最も人気が高いこの曲ですが、

この終わり方は再結成してからは一度もなかったのでは?

僕が知る限り、これは初めてでしたね。

 

初日は最前列のニールの真ん前の位置を確保。

彼らを観るのは、昨年の12月の日本公演以来でしたが、

その1ヶ月後にはプライベートで色々あって

そこを境に人生が激変したこともあり、色んな思いが脳裏をよぎって、

1曲目の「Slomo」から涙が止まりませんでした。

 

彼らのライヴはこれまで15回観ましたが、このフィルモアのライヴの

サウンドはフィラデルフィアのUnion Transferに匹敵する、

今まででのベストで、体感も素晴らしい。

やはり来た甲斐があったな、と感激。

 

二日とも、「Star Roving」のときに客が倒れて、

特に初日はライヴが一時中断される事態になったのですが、

そこはヒッピー・ドラッグ・サイケデリックカルチャーで

有名なサンフランシスコ。

あれはマリファナでラヴアンドピースになったんだと思います。

スクリーンに映されるややトリッピーな映像にストーンしたのではないかと。

 

SF以外でもライヴ中に客が倒れることはよくあるのですが、

二日連続というのは観たことがないので、そこはさすがSFだぜと震えました。

 

隣にいた僕と同年代のオーディエンス二人は、

最後にSLOWDIVEを観たのは92年だと言ってましたが、

リアルタイムであの当時に観られて非常に羨ましいなあと思いました。

当時、日本ではほぼ黙殺されたバンドでしたからね。

 

オープニングは二日とも、ディーン&ブリタ。

元LUNAのディーン・ウェアハムと奥さんのブリタのバンドですが、

LUNAのみならず、ちゃんとギャラクシー500時代の曲も

プレイしてくれて、かなり盛り上がりました。

しかもギャラクシー500のTシャツを

マーチャンテーブルで販売していたのですが、

あれは買っておけばよかったな、とちょっと後悔。

 

終演後に楽屋でニールやレイチェル、サイモン、クルーのケヴィンや

スティーヴと再会し、掃除のため1時に追い出されるまでアフターパーティ

(クリスチャンとニックは気づいたらもう楽屋にいませんでした)。

久々にニールに会って近況を報告しあって、お土産を渡して。

元気そうで、本当によかった。

 

で、肝心の今後のコラボレーションの話も少しできて、

しかもニールのほうがかなり乗り気で、嬉しくなりました。

SFまで飛んで来て本当に良かった・・・。

 

そして楽屋では、ニールにクリストファー・オーウェンを紹介してもらい、

クリストファーという名前を聞いた時点で、

あ!Girlsの!君らのライヴ観たよ!

というかアルバムも全部持っていたし!ソロのライヴも観たなあ、

ということを話しました。意外と背が低くて小柄でびっくりしたのですが、

凄くナイスでフレンドリーな男でした。

そういえば、サンフランシスコ在住でしたね。

ヘイト・アシュベリーに住んでると言ってました。

 

今新作をレコーディングしているという話だったのですが、

これがなんと◯◯の新作だそうで、どういうメンバー構成なのか、

いつ頃リリースされるのか不明ですが、これはかなり楽しみ。

「3枚のソロは悪夢だった」と語っていたクリストファーですが、

多分本音なんだろうなと感じました。

 

そしてフィルモアの楽屋は、古いこともあってかあまり広くはなく、

10人ぐらい人がいるとかなり人口密度が高くなるのですが、

天井は高く、大きめのトイレが一つあり、

壁には過去にプレイしたバンドの公演のポスターが貼られていました。

ツェッペリンとかトム・ペティとかブラック・クロウズの。

 

バルコニー席の壁はこのポスターでびっしり埋められていて

壮観だったのですが、

そういえば会場入り口を入ったロビー正面には同会場での

錚々たるバンドたちのライヴ写真が所狭しと貼られていました。

で、無料のリンゴが置かれていて、これも名物なのか。

と思い、一つ食べたのですが、これは美味くなかった。

 

次回はいつ彼らに再会できるかわかりませんが、

来年はおそらくバンドは次作の準備のため

ツアー活動を停止すると思うので、その前にまた会いに行かねばです。

 

 


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Netflixの「Glow」シーズン2を一日で全部観たのですが、

これは近年のTVシリーズ/ ウェブTVシリーズの中で

最もファンタスティックと断言したい。

いやあ、驚いた。深く感銘を受けました。

 

 

極上のエンターテインメントに心を打たれ抱腹絶倒。

シーズン1も秀逸でしたが、波乱万丈でちょっとヘヴィでダークな面もあり、

こいつはファニーだけどシリアスだな、と思っていたら、今回は

ストーリーが随分オプティミスティックに成熟していました。

 

プロットが巧妙で、シンプルを積み重ねる重層的で

ドラマティックなストーリーがパーフェクト。

これも、女子プロレスを通して人間の日々の戦い、

普遍的な人生を描いているからです。

 

しかも、同時にコメディのセンスが素晴らしい。

10人を超えるキャラクターたちの個性と差別化が明確で際立っており、

各俳優たちがそれをきっちり体現しているのも勝因の大きな一つ。

喜劇とドラマのせめぎ合いは天才的なバランス。

 

クリエイティヴな共同作業(コラボレーション)と女性の友情の描き方が

個人的には特に心に刺さりました。

 

80'sの時代設定に合わせた音楽やスタイル、メイクも

ただのノスタルジアではなく、計算ではなく、

一つの要素に過ぎず、主張が強すぎもせず、いい効果を生んでいる。

TVショーや映画というエンターテインメントの世界の裏側を描いているのも

もちろん興味をそそられるポイントです。

 

Netflixオリジナルは、映画はからっきしダメで、TVシリーズも

わりと平均点かなあ・・・と感じるものが多いのですが、

まさか「GLOW」にここまで驚かされるとはびっくりです。

 

シーズン3が無事来年観られますように。

 

 

 

 

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