僕は、これまでに1万本以上の映画を鑑賞し、
1000本以上のライヴを観てきましたが、
チャンスがあったのに結局観ることができなくて後悔している
バンド/ミュージシャンを3つ挙げると、
Nirvana(当時一番熱を上げていたバンドだが受験で唯一の来日公演を見逃す)
Jeff Buckely(またいつか観られるだろう、と唯一の来日公演をパス)
Sparklehorse(ニューヨークに住んでいる時に観る機会はあった)
ということになる。
現在、公開中のドキュメンタリー映画
『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』が
魂を揺さぶるほど素晴らしく、
試写で一度鑑賞させてもらった後、映画館で再見してきました。

スパークルホース=マーク・リンコスの生涯を描いた作品ですが、
彼の唯一無二の音楽的才能と音楽の素晴らしい魅力を再確認できるだけでなく、
デイヴィッド・リンチやジェイソン・ライトル、ジェマ・ヘイズら
彼の友人アーティストたちの言葉を通じて、そのリアルな人物像や生き様を
垣間見るという意味でも、非常に貴重な作品です。
美しく繊細な孤高のアーティストの痛みと苦悩、魂の叫びも伝わってきます。
同胞のThe Flaming LipsやGrandaddy、Mercury Revとは異なり、
日本では認知度の低いバンドでしたが、これを機に少しでも彼が残してくれた
美しく繊細でマジカルな音楽の旋律に触れてもらえたらな、と切に思います。