6月にロンドンで観た、
リドリー・スコット監督『エイリアン:コヴェナント』は
人体を豪快にぶち破って飛び出してくるどう猛エイリアンと、
リプリーに代わるタンクトップで戦うヒロイン、
キャサリン・ウォーターストンを見る分だけには楽しい映画です。
現在37歳でロンドン生まれ、ニューヨーク在住のキャサリン・ウォーターストンの
ブレイク作といえば、ポール・トーマス・アンダーソン監督
『インヒアレント・ヴァイス』なわけですが、
身長は180センチということで、
ニコール・キッドやローラ・ダーンと並ぶ長身(ハイタワー!)。
(短髪だと特に)そのジェンダーレスな風貌から、プライベートでは
「たまに男性に間違われることがある」と、
「Interview」誌のインタビューで答えてました。
来月のトロント国際映画祭でお披露目となる、
エジソンとジョージ・ウェスティングハウスの電流戦争を描く
『The Current War』でウォーターストンはジョージの妻、
マルグリートを演じていますが、かなり期待。
でも、またジャンル映画の世界にも戻ってきてほしいものです。
エイリアンとは別に戦わなくてもいいので!