徒然なるままに猛暑日日記 | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

日に日に猛暑がエスカレートしていますが、

お元気でしょうか?


僕は今夏からなぜかクーラー病でして、

クーラー浴びると頭痛に襲われるという困った身

(ニューヨーク時代、扇風機のみで生きていたから

免疫がなくなったのだろうか・・)。

急遽扇風機を買いに走って、それで暑さをしのでいた

のですが、このヒートっぷりにはもう限界!!!

早くどっか行ってください!夏め!


そんなわけで最近は、日本のレッドブルこと

オロナミンCとかデカビタを愛飲している日々です。

まあ、レッドブル(オーストリア発)のほうが後発なんですが。

アメリカではポピュラーなエナジードリンクで、

ニューヨーク時代はよくお世話になってました。


最近聴いている音楽の話でもお一ついかがでしょうか?


先日の出張で購入してきた、人気インディ・レーベル、

マタドール・レコードのコンピレーションCD二枚組が、

予想以上に良くてびっくり。

特に、二枚目の未発表曲集。

キャット・パワーからジョンスペからレイルロード・ジャーク

からヨ・ラ・テンゴにスプーン、ペイブメントにリズ・フェア、

さらにピチカート・ファイブまで20曲が収録されてます。

97年にリリースされたもので、楽曲は古いものばかり

ですが、当時のシーンを知る上でも、興味深い内容。


キャット・パワーといえば、今やアメリカを代表する女性

ミュージシャンの一人なわけですが、この間ニューヨ-クで

再会した某ミュージシャンである友人から、

「彼女と昔付き合ってたんだ」

と、突然告白され、仰天したのでした!!

ちくしょう、羨ましい!!!(男の本音の叫)


今も仲良しで、このあいだのニューヨーク・ライヴにも招待

されたそうで。

近い将来、この二人のコラボレーションが実現すればいいのですが。


あとは、Intepolの新作も愛聴しております。

最初聴いたときは、これは地味だしかつてのようなメロディが

失われて、干からびたジョイ・ディビジョンみたいになって

しまったな・・・・。と、印象は良くなかったのですが、

聴きこむうちに、じわりじわりとはまりましたね。

パンチが効いてない代わりに、深淵でドラマティックな

メロディが、心を打つのです。

これは、確実に成熟であり、進化なのではないだろうか。

特に2曲目の憂いのあるメロディは秀逸です。


彼らの秋の全米ツアーは、これまでで最大規模のアリーナツアー

なんですが、地元ニューヨークはあの、

マディソン・スクエア・ガーデンで初めてプレイします!!!

しかも、前座はキャット・パワーとライアーズ。

このトリプル・ビルは、観たかったなあ。


あと聴いてるのは、PINBACKの昔のアルバムとか

(これが本当の「エモ」)。

パラモアの新作も変わらずヘヴィ・ローテーション

(初の単独来日が9月に決定!!東京と名古屋で観ます!)。

中古で購入した、ジェイホークスの「サウンド・オブ・ライズ」も

名盤!!!

ライアン・アダムスの新作も、かなりの好盤。

彼の声は、だんだんニール・ヤングっぽくなってきましたな。

U.N.K.L.Eの新譜は、ロック色濃くていいですねー!

フィーチャリングしているミュージシャンも、

クイーンズ・オブ・サ・ストーン・エイジのジョシュ・オムに

ザ・カルトのイアン・アストベリーにAUTOLUXですからね!!!

いや、いい趣味してますよ、このチョイスは。

秋リリース予定の、AUTOLUXの新作が待ち遠しい!!!


映画の話。


最近試写でも『ウェイトレス』や『デイスタービア』など面白い

作品を色々観ているのですが、公開もまだ先だし、

またの機会に書こうと思います。


DVDで観た『HOT FUZZ』も評判通り最高でした!!!

ただの警官バディ・ムービーではなく、後半急展開して

スプラッター・アクションになるのも痛快爽快!

思わず、監督のエドガー・ライトの前作、癒し系ゾンビ映画

『ショーン・オブ・ザ・デッド』も観直してしまいました!

方や、シエナ・ミラー主演の、イーディ・セジウイックの

伝記映画『FACTORY GIRL』には、がっかりでしたが・・・。

ガイ・ピアースが演じるウォーホールだけ良かったです。

今日は、ウィノナ・ライダーの新作で、アメリカでは結局

劇場公開されなかった『Darwin Awards』が届いたので、

観るのが楽しみ!


とまあ、最近はamazon usaに大変お世話になっている

のでありました。