Talk Show Host | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

 先週、「この映画がすごい!」の読者向け試写会で、

無事トークショー・デビューを飾りました!


木曜日は、『デス・プルーフ』上映前に高橋ヨシキ氏と。

金曜日は、急遽『プラネット・テラー』上映前に鷲巣義明氏

という御二方とトークしてきました。


しかし、初日は全然話もかみ合わず、ヨシキさんに一人で

ほとんど喋ってもらって、僕はなんとか司会進行を務めて、

という感じで一応形にはなりましたが、なんちゅうか

胃の痛くなるような体験でありましたね。

緊張はあまりなかったのですが、困惑したし、司会兼トーク

という同時プレーは異常に気を遣いましたし、

狭い会場で観客の顔が全部見える上に、真横のスピーカー

から自分の声が爆音で聞こえてくるのは恥ずかしすぎでした。

なんちゅうか、敗北感でいっぱいでありました。


しかし、二日目は、前日の経験を生かしながら、うまくいきました!

鷲巣さんとのコンビネーションもスムーズにいき、対談ぽくなり、

余裕を持って喋れて、なにより笑いも取れて、楽しくできました。

たまに、一瞬間が開くような魔の瞬間もあって、あれは反省

すべきポイントでしたが、それでも、この日も30分も

よくもったなあ、と自画自賛。


トークショー終了後は、前日に引き続きもんじゃストリートで

もんじゃ焼きを食べながら、この映画がすごい!編集長Fや

宣伝女子に、うまい司会ぶりでしたよ!と褒めていただけて、

ホッとひと安心したのでした。

というか、「イベントとかトークショー、よくやるんですか?」と

Fに訊かれて、いや初めてだし、そもそもトークショーの

オファーを出す前にそのこと話さなかったっけ?と思いつつ、

そのこと知らずによく俺に頼んだもんだなあ!やるなあ!

と、そのチャレンジング(無謀ともいう)な姿勢に最敬礼。

とにもかくにも、良き経験となりました。


今週は、仕事もぼちぼちこなしつつ、時間に余裕ができたので

試写をハシゴしながら友人知人に会う毎日。

月曜日は「キングダム」(マイケルマン印、圧巻の骨太アクション・

サウジ・テロ編)「パーフェクト・ストレンジャー」(・・・・・・)の二本を

観て、鑑賞後に松竹のエレベイター降りたら昔の上司に偶然

出会ったので、談笑。

火曜日は「ジャンゴ」観て、その後配給会社の友人メンバーと

有楽町飲み。

昨日は、9月から新たに執筆させてもらうことになった某映画

サイトのM嬢と代々木八幡でイタリアン・ランチ。

グラタンにライスという組み合わせはある意味暴力的だなと

感じつつ、興に乗ってオーダー。

しかし、旨かったよ、このグラタンこの組み合わせ!

M嬢のスーパー・ユニークな波乱万丈ライフを拝聴して、

大変濃い時間を過ごす。

で、「サルバドールの朝」(重すぎないヘヴィさに満ちた

実話ベースの革命児の話)、「スターダスト」(デ・ニーロの、

主演作「フローレス」でフィリップ・シーモア・ホフマンが演じて

たような女装演技が面白い。クレア・デーンズはなんで

あんなに眉毛が薄いのか)という二本の試写を楽しむ。


今日も試写を観つつ、大先輩のお二人にお会いしてきます。

そして週末は世界陸上が開幕。

元アスリートとしては、実際に会場に駆けつけたいぐらい、

見るのが楽しみ!!!