観に行ってきました
座頭市 the last
Yahoo!の映画サイトでは批判的な意見が多くて
ちょっとした覚悟を持って行ってきました
実は友達には「あまり面白くないみたいだよ」
なんて言ってしまい、観客動員を一人減らしていたのです。
東宝さん、すいません m(u_u)m ぺこり。
ほかの人にも「どう?一緒に観に行く?」
と聞いたんですけど、乗り気じゃないようで
結局一人で観に行きました。
2時間15分ほどの映画でした。
たしかに慎吾ちゃんは座頭市には若すぎる。
画面も勝新のと比べて、明るいんです。
もっと土のにおいが感じられるといいのになぁ。。
なんて思いながら観ていました。
それに座頭市が結構切りつけられます。
このへんは考え方の違いかもしれません。
わたしとしては、座頭市は最強なので
傷つけられることなくバッタバッタと切り倒していく。
そんなイメージだったので、ちょっと違和感がありました。
でもです。。
言われるほど悪くないです。
殺陣はそれなりに迫力あるし、市の苦悩も伝わります。
そして市の幼馴染の母親役の倍賞千恵子!!
彼女が現れると画面がピリッと締まります。
その母と市の雪をバックにした別れのシーン。。。
ワンカット長回しのこのシーンはとても素敵です。
いまのところ、わたしの今年の助演女優賞候補です。
ほかには「川の底からこんにちは」のしじみ工場の奥さん連中が
候補に挙がっています
1800円の価値はあると思います。
時間があって、ほかに観たい映画が無いのなら
お勧めします。(なんかビミョーですけど)
それにしてもTVでの番宣のしつこいこと
あれじゃぁ、逆効果じゃないかなぁ。