今こそ元気を集めて元気玉を。 | hey!masasicks

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一人では悩みを解決するのが苦手なあなたへ。このブログは僕のバンド活動、看護師の仕事、子育てなど、テーマを絞らずに日常を綴っています。
僕の人生観、思いや考えをシェアします。
心豊かに生きてゆけるよう、お役に立てたら幸いです。



昨日のニュースで、鳥山明先生の訃報を目にした。

3月1日。死因は急性硬膜下血腫という事だった。


一瞬、デマじゃないかと疑った。

デマであって欲しかった。

信じたくなかった。

しばらく受け止められなかった。


けれど、


色んなサイトやテレビ番組でも報道があり、

現実感が押し寄せた。涙が溢れた。


同時に走馬灯のように思い出も蘇ってきた。


ドラゴンボールは僕が最も大好きなマンガ。

僕が1歳の頃に少年ジャンプで連載開始。

僕が中1か中2の頃に連載終了した。


小学生の頃は毎週、友達とドラゴンボールの展開

について、あーだったね、こうだったね。と楽しんでたものだ。


クラスメイトの中には授業中に手書きのオリジナルストーリーの、今でいう同人誌のようなマンガを描く友達もいて、みんなで回し読みして楽しんでいた。


ファミコンやスーファミ、プレステ2、プレステ4とニンテンドーDSなど、色んなゲーム機で

ドラゴンボールの世界を楽しませてもらった。


その後もアニメでは、ドラゴンボールGTや

ゲームでの展開があり、

原作が終わってもワクワクは止まらなかった。


2015年には、

ドラゴンボール超がアニメで放映。

2018年の春まで毎週欠かさず観ていた。


大人になっても、まさか続編を見れるとは思わなかった。とても嬉しかった。


アニメ終了後も、ブロリーやスーパーヒーローなど2作品が映画化され、朝イチの初回に見に行った。


僕は悟飯が好きなキャラクターの1人だったので、悟飯が主人公だった最新作は何度も見返した。

劇場版すべて大好きな作品だ。


子どもができて、ハード機でゲームを楽しむ機会は減ったけれど、アプリゲームはほぼ欠かさず毎日のように、それこそスマホを開けばいつもやっている。


鳥山先生の他の読み切りマンガやアラレちゃん等、単行本や作品集も楽しんできた。


幼少の頃から今まで、あらゆるコンテンツで楽しませて頂いた。

辛い時も悲しい時も、時折りコミカルな描写のある愛らしい鳥山先生の作品のお陰で、乗り越えてこれた。


一読者、一ファンとして、

感謝してもしきれない程、お世話になった。


僕はドラゴンボールと同じくらい、

エヴァが好きだけれども、

シンエヴァで作品が完結した時よりも何倍も悲しい。

エヴァの完結は、僕にとって依存からの卒業。

自立のようなものだった。


ドラゴンボールの原作者である鳥山先生の死は、

僕にとって、家族の死と同等に悲しい。

生活の一部で心の支えでもあった。


残された作品はどうなってゆくのだろう。

できればもう実写化はして欲しくない。

世界観を汚す事だけは避けて欲しい。


ドラゴンボールは今年の秋ごろにドラゴンボールDAIMAというタイトルで新作が出る。


Vジャンプでとよたろう先生が作画担当のドラゴンボール超もまだ連載真っ只中だ。


ちなみにとよたろう先生がデビューする前の同人誌も他の作家さんのも含め、楽しませてもらった。


鳥山先生と直接関わりのあった人々は、言葉にできない程の喪失感でいっぱいだと思う。


どうか、今後も先生の意志をついで、

無理せずに続けてもらえたらと思う。

これからも応援したい。


ドラゴンボールの展開はまだ続く。

作品はこれからも残り続けると思う。

世界中にファンがいる。


そんな漫画界を変えた歴史的中心人物の1人、

鳥山先生がいなくなった事はめちゃくちゃ悲しい。


悲しすぎて何も手につかない。

心にぽっかり穴が空いてしまった。


一度もお会いした事はない。

それでも、

世界中で愛された作品を手がけてきた方。

こんなすごい人はいない。


歴史上の偉人でこんなに世界中で愛された人はいない。


マンガが世界を救うと思う。


好きなマンガをきっかけに、この世のあらゆる差別や争い、戦争がなくなるんじゃないかとさえ思う。

そうなって欲しい。


鳥山先生がこの世を去った今、

この悲しみと感謝の気持ちは、

世界中のあらゆる年代、立場、職業を超えて

共有できていると思う。


アラレちゃんが住むペンギン村の世界のように、

世界がのんびり平和で、

時々トラブルがあっても、

笑顔が絶えない世の中になって欲しい。


これをきっかけに。



これからも人生の壁にぶち当たった時、

悩んだ時、


鳥山先生が描いてきたキャラクターなら、

どうするか?


悟空ならどうするか?

ベジータならどうするか?


そんな視点で、勇気と元気をもらって

立ち向かえたらと思う。



小学生の頃、同級生とのケンカに負けて、

強くなりたくて習い始めた少林寺拳法も、

悟空のように強くなりたくて始めたのがきっかけだった。


躾の厳しかった父。

仕事帰りにお土産に買って帰ってくる少年ジャンプやドラゴンボールの最新巻が楽しみで、

父との共通の楽しみがドラゴンボールだった。


「気」という存在に関心を持たせてもくれた。


宇宙や地球外生命体、目には見えない存在にも。


最初は敵でも闘いを通じて、

共闘して仲間になり得る事もあるという事。


強さには限界がないという事。

信念を持って正しい努力をすれば

自分の限界を越えられる事。


ライバルがいるから成長できる事。


強さは正しく使えば、誰かを救える事。

己のおごりが身を滅ぼす事。


どんな相手にも親しみ、

慈しみを持って接する大切さ。


自然と溶け込んで生活をする事。

地球を大切にする事。守ってゆく事。

お金に依存せずとも生活できる事。


好きな事に没頭する純粋さ。


誰かの為に、自分の誇りの為に全うする事。


色んな民族、同族でも異なる価値観を持っている事。

自分のルーツを大切にする事。


常にワクワクを忘れない事。

勝ち負けにこだわらない事。


自分を、子どもを、仲間を信じる事。

敵を許す事。


設定も含めて、歴史や過去は変えられる事。

上には上がいる事。


自分の目標や成長に合った師匠に教えを乞う事で、さらなる成長ができる事。


常に変わってゆける事。


鳥山先生の作品から、

特にドラゴンボールから、

本当に色んな事を教わりました。


そして、これからも学ぶ事があると思います。


慎んでご冥福をお祈りすると共に、

心から感謝申し上げます。


お会いできるのは

自分の人生を全うできた後の

楽しみとして生きてゆこうと思います。


たくさんの喜びと元気をありがとうございました。