結局、また中華製ヘッドをポチリました。
今度は販売元/出荷元は中国の業者ですが、カストマーサービスは前回と異なりAmazonです。
Amazonにサポートを任せるという事は品質に多少自信があると思いたいところです。
さて、これまで色々やって来ましたが、キヤノン PIXUS IP7230(に限りませんが)で「B200エラー」が出た場合の対応方法をまとめてみました。
「B200エラー」が発生する前に
0. 使用するインクカートリッジについて
純正インクカートリッジの高額さに互換カートリッジを使っている方も多いと思いますが、混在利用はインクが詰まりやすいと言っている方が居ます。
私も混在利用にしてから問題が発生しましたので、混在させず同一メーカーのカートリッジで統一した方が無難なようです。
「B200エラー」が発生したら
1. 入念に洗浄する
ブリンターヘッドを本体から取り外し、ヘッドの分解はせずに、本体丸ごとぬるま湯で洗います。
インクの色が出て来なくなるまで、何度もすすぎ、最後一晩くらいはぬるま湯に浸けておきましょう。
インク詰まり専用の洗浄液も1.000円/100ml前後で販売されているので、それを使うのも良いかも知れません。
1,000円/1Lくらいなら、これに漬け込むんですけどね。
その後、エアダスター等で水気を飛ばし、これも一晩程度は乾燥させましょう。
折角プリンターヘッドを外したので、ヘッド背面の接点、それに対応する本体側の端子、各カートリッジの接点、ホルダー側の端子を磨いておきましょう。
洗浄でダメだったのが、これで復活したという例も複数あるようです。
私の場合は、それが問題であれば、中華製ヘッドでも同じ問題が起きた筈なので、現状無罪と判断しています。
次ヘッドを取り付ける時は磨こうと思いますが。
1.5. 洗浄用カートリッジを使用する
ヘッドを外すことにリスクを感じる方は、カートリッジホルダーに装着して使用する洗浄専用のカートリッジが市販されていますので、そちらを使用すれば良いと思います。
シアン用とブラック用は単体でも販売されているようです。
ひょっとするとインクの色によって洗浄液の成分を変えているかも知れません。
もしくはこの2色でインク詰まりが頻発しているのかも。
なのですが、Amazonのレビューに「インクが無くなりそうだったので購入したが、普通に使えている」と通常のインクカートリッジのような事を書いている人が居たり、胡散臭ささは満点です。
2. 互換プリンターヘッドを購入する
それでもダメなら、ヘッドを交換するしかありません。
純正ヘッドは単品では販売されていないため、純正ヘッドの再生品(車のパーツと言うとリビルド品のようなもの)か中華製のヘッドを購入する事になります。
価格は、修理>再生品>中華製ヘッド、になります。
似た型番、似た形状のものが多い上、同一型番でもカラープリントヘッドとブラック単色ヘッドがありますので、選定には注意が必要です。
また、結構な数の方が「使えなかった」と報告していますので、中華製ヘッドで使用できるものに遭遇する確率は、レビューを見る限り、6~70%といった感じだと思います。
私は既に中華製ヘッドを再度ポチリましたが、品質については、カストマーサービスがAmazonというところに掛けるしかないですね。
3. 修理を依頼する
最後の手段は修理を依頼する、です。
キヤノンに修理依頼すると\12,100+送料\3,300、計\15,400(税込み)掛かるようです。
キヤノン以外の業者で\11,000+送料\3,300、自分で梱包すれば送料半額で計\12,650(税込み)というところもあるようです。
PIXUS iP7230 - キヤノン製品修理のアイエスメディア
IP7230の場合、2028年まで修理してくれる模様です。
何度か自分でヘッドを外したプリンターを通常料金で修理してくれるのか微妙なところですね。