マウスは、Logicool MX Master 2S マウスを愛用しているのですが、電源をOFFにし、数日経ってONにしたところ、ポインタ(カーソル)が動かなくなってしまいました。
ホイールや左右のスイッチは問題無いようで、ネットで調べたところ、デフォルトで「ジェスチャー」が割り振られている親指附近のスイッチ(下図赤丸部分)が常時押下状態になっているため、動かなくなるという事が分かりました。
一番簡単な方法は該当部分を押し上げる事のようですが、うまく出来ず、試しているうちに上のようにラバー部分が千切れてしまったため、分解する事にしました。
分解自体は簡単で、まずソールを剥がします。
丁寧に剥がせば、ソールは再利用可能です。
上部2つはトルクス(ヘクスローブ)ネジです。サイズはT5。
ソールの下は通常のプラスネジ。
サイズが小さいので精密ドライバーを使用しました。
開けるとこんな感じです。
件のスイッチはこれ。
ネジを外すとこんな感じです。(突起は削った後)
スイッチを押すプラスチック部分の突起を少し削ります。
閉じる前に動作を確認したところ、無事ポインタが動くようになりました。ジェスチャースイッチも問題無く押せて反応するので、修理完了です。
これ、プラスチックの突起部分の高さが1mm程度低ければ起きない不具合ですから、設計ミスという感じですね。
ホイールとか出来る範囲でクリーニングして閉じました。
ちなみにソールは再使用しています。