F1 2022 アゼルバイジャンGPが終了しました。
色々起きるアゼルバイジャンと前に書きましたが、サインツがハイドロの問題でリタイヤ、その後ルクレールもPUトラブルでリタイヤとなり、フェラーリが2台揃って消えるという展開になりました。
レースはペレスが抜群のスタートでトップに立ったのですが、レースペースはフェルスタッペンの方が上だったようで、終わってみれば20秒以上の差で今季5勝目を挙げました。
3位はラッセル、4位はハミルトン、5位はガスリーとなりました。
角田選手はフェラーリの2台が消えた事で順位を2つ上げ、6位走行中にリアウイングの可動フラップが割れ、DRS時に片側はオープン、片側は閉じたままという状態になり、ピットストップして、フラップを固定する作業で13位まで落ち、そのままの順位でチェッカーを受けました。
この作業ですが、必要だったのでしょうか?
オレンジサークルフラッグが出てたんですね。失礼しました。
昨年フレキシブルリアウイングが疑われて以降、リアウイングの過度な撓みをチェックする為のドットがありますが、その違反のペナルティはどういうものなのでしょう?
次のレースのグリッド降格であれば、最悪このレースと次のレースに影響がありますし、脱落の危険防止というのであれば仕方ありませんが、このレースでのタイムペナルティもしくは失格なのであれば、ペナルティを受けても、結果は作業した場合と同じノーポイントというだけです。
それ程歪まず違反にならないかも知れませんし、そうであれぱポイント獲得は確実な状況でした。タイムペナルティを受けても10位以内に入れたかも知れませんし。
同時にユースドのソフトタイヤに換えていて、それを「ギャンブル」と解説で言っていましたが、ピットインざせずウイングを固定しない事こそ「ギャンブル」だと思うのですが。
どうも、モナコの順位を落とすための意味不明なタイヤ交換と言い、アルファタウリのストラテジストは素人を納得させるだけの戦略を打ってくれないようです。
角田君としては、千載一遇のポイント獲得のチャンスを逃してしまいました。
来週のカナダGPに期待しましょう!