バルセロナ カタルーニャ・サーキットの第3セクター(下の図の黄色の区間)が速いマシンはモナコも速い説、motorsport.comでも取り上げられています。
F1モナコGPはアルファロメオの”サプライズ”に注目!? データから分かる高いポテンシャル
ボッタスの予選の第3セクターのタイムが4位だったから、アルファロメオはモナコGPも期待出来るという事なのですが、
スペインGP予選セクタータイム
決勝は全然速くないんですよね。
ボッタスでも13番手。周冠宇に至っては17番手。
予選は速いが決勝は遅い、これをどう考えるかですよね。
バルセロナに限らず、アルファロメオは決勝の方がペースは悪い傾向にあるような気がします。
また、スペインGPのタイヤはハードC1、ミディアムC2、ソフトC3と一番固いコンパウンド3セットでしたが、モナコGPでは、ハードC3、ミディアムC4、ソフトC5と一番柔らかいセットになります。
固いタイヤでもデクラデーションが大きかったと思われるマシンで、より柔らかいタイヤでタイヤが持つのか。
あと、もう1つのフェラーリPUユーザーであるハースの2台も同じく予選の速さの割に決勝が遅い傾向にありますよね。
フェラーリPUマシン全てが、予選が速く、決勝はそこまででは無いとという事は・・・
ひょっとすると、フェラーリPU共通で、決勝ではPUの負荷を抑える設定にしているのかも知れません。
そして今回、ルクレールが決勝で負荷を抑える事を止めたところ、MGU-Hとタービンが壊れてしまった、とか・・・
一説によると、RBPT(HRC)製PUより5.4馬力、メルセデスPUには10.8馬力勝っていると言われているフェラーリPUです。
パワーエフェクトは10kw(約13.6馬力)当り0.3秒前後のコースが多いですから、PUでレッドブルに0.12秒勝っている事になるのですが、更に余力を隠し持っているとも言われていました。
それが、ルクレールの決勝でのセッティングだったとすると。。。
フェラーリのマシンは、ドラッグが大きいためバワーはあるのに最高速で劣っていて、オーバーテイクされやすく、オーバーテイクしにくい原因となっています。
ポーパシングを克服したメルセデスも直線は超速ですから、パワーエフェクトの大きいサーキットではトラブル覚悟でギャンブルセッティングにしてくるかも知れませんね。モナコは無いでしょうけど。
隠しパワーについては、個人的には、フェラーリが隠し持っているなら、昨年と比較して明らかに情報が少なくなっているRBPT(HRC=ホンダ)ですから、誰にも気付かれずに同じように隠し持っていても不思議では無いと思っています。
が、もしそうなら、マルコ爺が我慢しきれずにしゃべっちゃってますかね?