F1 2022 スペインGP 決勝が終わりました。
ポールのルクレールがリタイヤ、サインツとフェルスタッペンの飛び出し、フェルスタッペンにDRS作動不良が再発、最終盤にメルセデスにコースティング指示など色々あったレースでした。
結果は、2番グリッドから出たレッドブルのフェルスタッペンが優勝。ペレスが2位。
メルセデスはラッセルが3位。スタートで最後尾まで下がったハミルトンが5位となりました。ハミルトンは一度4位に上がり、ピットからのコースティングの指示で5位に落ちたので、実質3-4位と言っていいでしょう。
そして、13番グリッドからスタートした角田君が10位に入りました。
ポールスタートのルクレールがリタイヤしていなければどうなっていたか分かりませんが、予選後に予想した「フェラーリを食う」が現実のものとなりました。
少なくとも今回のメルセデスはサインツは超えていたようら思います。
が、「レッドブルを食う」までにはまだ差は大きいようです。
やはり、レースでは最高速重視の方が良いのかも知れません。
また、フェラーリよりレッドブルが優位と言われるタイヤのデグラデーションですが、DAZN実況のサッシャは、レッドブルの車が軽くなったから、と予選と決勝で言っていましたが、それはレッドブルの車のデクラデーションが改善した理由にはなっても、フェラーリより良い理由にはならないので、真相は闇の中です。
フェラーリもダイエットして来たと言われてますしね。
今シーズンの傾向は、予選一発は速いけど、レースペースはやや落ちるフェラーリ、予選はやや落ちるけど、レースペースはそれ以上に良いレッドブル、でしたが、そこにレースペースがレッドブルとフェラーリの間のメルセデスが割り込んできた感じです。
但し、ルクレールはレースペースも悪くなく、フェルスタッペンは予選でもフェラーリに肉迫と、この2人は別格という感じですが。
メルセデスはやっとスタートラインに立ったところとも言え、レッドブルやフェラーリより伸び代が大きい可能性が高いてすから、これから何が起きるか分かりません。
フェラーリ盤石かと思われていたポイントランキングも、これでフェルスタッペンが110ptでトップ、コンストラクターズも25pt差でレッドブルがトップに立ちました。
低迷していたはずのメルセデスはラッセルがサインツの上の4位、チームとしてもフェラーリに49pt差ですから、フェラーリを躱す可能性は十分にありそうです。
次戦はモナコ。
スペインGPの予選やレースでのセクタータイムで占ってみたいと思います。