巨人の試合を見ていると、「巨人軍 新人テスト」の告知が入る事があります。
現在、プロ野球選手になるには必ずドラフト指名されなくてはならない、とどこかで聞いた記憶があるのですが、この新人テストとは何者なんでしょうか?
実際に受けた人のブログによると、
一次テストと二次テストがある。
一次テストは脚力と肩のテスト
二次テストは実技
だそうで、滅多に合格者は出ないようです。
また、合格してもドラフト指名されないと入団出来ない事には変わりないそうです。
判定の基準は、2軍や3軍の選手、育成含めたドラフト指名候補と比較してどうか、のようです。
合格の暁にはドラフト指名が確約されるのかと思いきや、そうでは無いようです。
2018年は85人が受け、9人が実技をパスしたようですが、単に指名リストに追加されただけのようです。
元々、10人とか20人とか指名リストに並んでいるところに追加される訳ですから、指名されない可能性の方が高そうですよね。
合格した選手の指名権が入団テストを実施したチームにあるのかは不明ですが、ドラフトの主旨からすると、球団Aのテストに合格した選手BをC球団が先に指名しても問題は無いように思います。
もっと言うと、他球団の新人テストにスカウトを派遣し、合格、不合格に関係無く目に付いた選手を指名するというのも有りでしょう。
入団テストを数チームしか実施していないのはそういう事も理由に有りそうですね。
入団テストで合格してドラフト会議で育成選手として指名され、その後、支配下登録、そして1軍に出場するという選手もいるようですが、現実問題としては、全国にスカウト網が張り巡らされている現在、その網から漏れるとすれば、現時点では全然ダメだけど、ポテンシャルだけは高そうといった超原石くらいでしょうか。