「警視庁捜査一課長」や「刑事7人」など刑事もののドラマでは監視カメラの代役としてドライブレコーダーの画像を探すというシーンが増えています。
ドラマを見ていると装着率100%で、皆、事故が起きた時だけでは無く、常時録画モードで使用しているかのような扱いです。
最近は煽り運転などの問題もありますから、常時録画モードの人も多いとは思いますが、先週の「刑事7人」では駐車場に停めていた車の大半が駐車場監視モードで、それも何も検知していないのにひたすら録画するタイプ（そんな機種あるのか？）だったようです。
さて、普及率はどの程度なのでしょうか？
ソニー損保の2019年のアンケートでは32.1%だったようです。
ネット型自動車保険に入っている人は従来の代理店型の保険に入っている人よりアーリーアダプターが多いと思いますので、全体としては2020年で30%強といったところかなと想像しています。
新車の装着率は8割、9割かも知れませんね。
ドラマの話に戻りますが、そもそも、特定の日時に特定の場所を走行していた車を見つけ出し、その車のドライブレコーダーを確認するなんて、近くにNシステムがあるような幹線道路とかじゃないと、不可能ですよね。
ようやく見つけ出しても、ドライブレコーダー装着率は30%程度、更に常時録画モードの車はその何割か・・・
（Nシステムで見つけたなら、ドライブレコーダーの有無も確認できるかも知れませんが）
「警視庁捜査一課長」は非常識とも思えるローラー作戦が定番なのでそれで良いのかも知れませんが。
（最近はローラー作戦の大変さの描写が減って来ていますね。）
実際の捜査でドライブレコーダーの録画データ目的で付近を走行していた車を探すなんて事は無さそうですね。