麻雀はプロレスかも知れない、少なくとも多井はそれを目指している? | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

Mリーグ2019U-NEXTパイレーツの劇的な優勝で幕を閉じてから早2ヶ月。

 

AbemaTVでハイライトなどを見ていて、ちょっと思った事があります。

 

それは、「麻雀はプロレスかも知れない」という事です。

 

何を言っているかと言うと、例えば、多井選手

現役のプロ雀士で屈指の実力、実績、人気を誇り、自身のツイッターのプロフィールに「麻雀のトッププロで最速最強って呼ばれてます」と書いてしまうほど自他ともに認めるトップオブトップの選手です。

Mリーグ2019が終った時のコメントでも「現役最強の自分が・・・」と言っていました。

 

ちょっと待って下さい。

他のスポーツの選手で自分が最高と口に出す選手が居るでしょうか?

次代を担うと目される選手の中にはそういう選手も居るでしょう。

でも、本当にトップに君臨する選手にそんな事を言う選手はいませんよね?

どのスポーツでも本当のトップ選手は謙虚なものです。

 

唯一の例外が、プロレスです。(ボクシングもですけど)

インタビューなどで口にするチャンピオンや挑戦者が「俺が最強だ!俺が一番だ!」といったパフォーマンス。

多井選手の、自分の実績や努力自慢とおちゃらけが大半の解説と、対局中の顔芸と鼻息芸※、まさにパフォーマンスです。

 

派手な入場コスチューム、まさに金太賢プロの柄シャツがそれですね。

金太賢プロも昨年は自己紹介で「雀王二連覇」をアピールしていましたね。多井選手を見習っているのかも知れません。

 

思うに、多井選手は麻雀の市民権を得る為に、プロレスを手本にしようと思ったのかも知れません。

エンターテイメントとしては正解かも知れませんが、競技としては間違いですよね。

 

一般に賭け事として認知されていて、最大の団体である連盟の設立も八百長問題と無関係とは言い切れないグレーな麻雀業界です。

着順維持の為に、差し込みなど、他の競技では考えられない「わざと負ける」という戦術がある、グレーな競技です。

真剣勝負の対極にあるプロレスを手本にオリンピック競技としての市民権を得ようとしても不可能というものでは無いでしょうか。

 

サクラナイツに新規加入の堀慎吾選手「俺が最強」の口ですが、雀王一期くらいなので若手の戯言で済むでしょう。

多井選手はそういうレベルの選手では無いですからね。

 

Mリーグは麻雀をスポーツとしてオリンピック競技にするという目標?を掲げています。

Mリーグは藤田社長が多井選手を世に出す為に作った部分も多少あると思っているのですが、Mリーグの目標の最大の阻害要因が多井選手のように思います。

 

アスリートとしてストイックな感じの選手が大半なだけに多井選手のパフォーマンスは浮いて感じてしまいます。

 

グレーと言えば、連盟はどういう組織なのかも、かなりグレーです。

最高位戦、協会、麻将連合などは一般社団法人なのですが、連盟は連盟自体は法人登記されていない疑惑がある、と天敵福地さんが書いてました。

 

※堀内元プロの十段位戦での鼻息が三味線と判断され、結果、連盟を退会という事件?がありましたが、多井選手の鼻息も三味線レベルだと思います。何より不快極まりない。

あれは、Mリーグ的にどうなんでしょう?

1回に付き、イエロー1枚、2回でレッドを出して欲しいです。

そんなことしたら、全て失格になりそうですけど。