先週末のシルバーストンでは、残り数周のところでメルセデスの2台とマクラーレン1台のタイヤがパンクし、大波乱が起きました。
今週末は先週より1段階柔らかいコンパウンドが提供されることになっているため、よりパンクのリスクが高いのでは無いか?と心配されているようです。
ピレリの見解では、想定以上の負荷の中、想定以上の周回数を走行した事によるパンク、となっています。
イギリスGPでのピレリの推奨は以下の通りでした。
上図の黒、ハードタイヤは次戦はありませんし、予選は最も柔らかいタイヤ(第4戦的にはスーパーソフト)でタイムを出すと考えると、取れる戦略は、
ソフト(第4戦的にはスーパーソフト)、ハード/ミディアム、ハード/ミディアムの2ストップ
となるような気がします。ハード(第4戦的にはミディアム)が20周前後しか持たないのですから、1ストップは不可能で、最低2ストップが必要です。
タイヤ本数はソフトが一番多いはずですから、3ストップのチームも出て来るかも知れません。
最悪のケース、パンクが待っており、ドライバーを危険に晒すと分かっていれば、各チーム、慎重な戦略に成らざるを得ないでしょうし、スティント当りの周回数は確実に減りますから、結果的にパンクのリスクは減るような・・・