コロナ禍の自粛で延期されていたMリーグ 2019 ファイナルシリーズが先週から始まり、本日で6日間12試合の全日程が終了しました。
個人的には、コナミ麻雀格闘倶楽部推しなのですが、セミファイナルで敗退してしまったので、上のチームの中ではパイレーツ推しです。
コナミ麻雀格闘倶楽部や風林火山、雷電を応援するのは連盟派で、パイレーツを応援するのは、デジタル派だったり天鵬派という事らしいのですが、素人にはそんなの関係ありませんから。
逆に優勝させたくないのはアベマズです。
多井のおちゃらけと自慢だらけの解説、顔芸や鼻息芸(溜息芸?)などの芸風、さらにスポーツを標榜するMリーグに逆行する半世紀以上昔の芸人のノリが嫌いなのもありますが、チームの成り立ちも、です。
ファイナルを前に、多井がMリーグの主人公はアベマズで、優勝するのは主人公、主人公が優勝、と言っていましたが、アベマズが主人公なのは当り前です。
Mリーグはサイバーエージェントの藤田社長が実質的な創設者で、チェアマンですが、渋谷アベマズのオーナーにして監督はその藤田社長なのです。
プロ野球で言うと、ナベツネがコミッショナーで、そのナベツネが巨人の監督をしているようなものです。
他チームからクレームが上がらないのは、藤田社長の人柄というか人徳なのでしょうが、フェアプレーという観点では有り得ない成り立ちのチームと言えるでしょう。
前置きが長くなりましたが、以下のメンツで第1試合が始りました。
起家 近藤誠一(フェニックス)
南家 白鳥翔(ABEMAS)
西家 石橋伸洋(Pirates)
北家 内川幸太郎(サクラナイツ)
第1試合は石橋が会心の試合運びでトップ、フェニックスがラス、アベマズが3着とパイレーツにとって最高の着順で終えました。
第1試合を終えてのチーム順位/得点はこうなりました。
1着と2着の順位点の差が40ptsありますから、パイレーツとフェニックスは1着になった方が優勝、アベマズは素点でパイレーツに15,600点差、フェニックスに7,700点差を付けてトップになれば優勝という条件になりました。
いよいよ、第2試合にしてMリーグ2019 最終試合です。
起家 沢崎誠(サクラナイツ)
南家 多井隆晴(ABEMAS)
西家 魚谷侑未(フェニックス)
北家 小林剛(Pirates)2位
南2局、親番の多井が小林に放銃して、
小林 41,200点
魚谷 27,600点
多井 11,100点
沢崎 20,100点
という並びに。親番が無くなった多井のトップはほぼ絶望的。
小林と魚谷のマッチレースの様相を呈して来ました。
大事な魚谷の親番は全員ノーテンで流局。
ついに南4局、小林の親番となりました。
魚谷がトップになるには、跳満ツモまたは満貫直撃が必要です。
多井は役満条件なので、手が入らなければ静観。沢崎は所謂目無し状態なので、これも静観。
そして魚谷がツモれば跳満、直撃なら満貫以上の手をリーチ!
これが流れて、小林がトップで最終戦が終りました。
最終順位はこうなりました。
パイレーツがレギュラーシーズンの6位から、そしてパイレーツキラーの実況日吉の呪いを撥ね退け、まさかの優勝です!
パイレーツ、優勝おめでとうございます。