日本の現状を考えてみた | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

日本経済新聞によると、3月27~29日の世論調査で「普段よりも外出を控えている」と答えた人が83%と2月の43%から倍増したそうです。

 

「外出控えている」83%に倍増 日経世論調査

 

個人的に驚きなのは、「普段と変わらず外出している」という人が2月時点で56%も居た事です。

2月の何日の調査かにもよりますが、3月が末でしたから2月も末だったとすると最初の感染者の報告から1ヶ月以上経過しており、COVID-19でやってはいけない「3密」も報告されている頃です。

また、既に大規模な集会等の自粛も要請されており(日本の場合、対策本部が設置されたのが、つい先日ですから、公式なものか首相の個人的な要望か良く分かりませんが。)、外出を控えた方が良さそうな事はサルでも分かりそうなものです。

 

それが、56%と半数以上、3月末のこの期に及んで15%の人が「普段と変わらず外出している」のです。

 

理由を尋ねれば恐らく「外出自粛要請」で「外出禁止」じゃないから、と答えるのでは無いでしょうか。

要するに、自分の頭で考える事を放棄しているのでしょう。

政府や自治体が禁止と言わないのだから、まだ大丈夫、と。

 

自粛という事は、自分で考えて自分で責任を持って判断しろ、という事なのですが。

 

自分の頭で考える事を放棄と言えば、トイレットペーパーやティッシュペーパーが品薄になったのもそうですよね。

在庫や供給は潤沢とメーカーや小売店と言っても、誰かが品薄と言ったから、と自分で考えるのを放棄した結果なのだと思います。

 

ティッシュと言えば、自宅の在庫が5個になり、先日ようやく5個セットを1つ買うことが出来ました。

Amazonなんかで販売されている5個セット1,000円以上するものではなく、税抜き288円とか通常の価格のものです。

 

週末に向けてのスーパーなどでの買い占め?もそうだと思っています。

個人的には、不要不急の外出を控えるという意味では2月から何も変わっていないのですが、「外出自粛要請」と言われた途端に浮足立っているように見えます。

 

ロックダウン(どのレベルかにもよりますが)が宣言されたら話は別ですが、ロックダウンになったとしても食料品店への買い物は許可されるはずなので、買い占めの必要は無いはずです。

 

日本の民度の低さも心配ですが、それより心配なのは政府の方ですよね。

 

日本で感染者が報告されたのは1月21日で世界で4番目。

ところが対策本部が出来たのは3月26日で世界で●●番目。

五輪は延期決定から僅か2,3日で新日程候補が報道されたというのに、60日間何してたんだ?という話です。

 

更に、危機管理のレベルも設定されている気配も無く、ロックダウンにしてもどういうケースではどのレベルとか検討された気配も無く、本当に情けなくなります。

 

ロックダウンのNZで東京都知事の会見をみてひっくり返りそうになったので長いけど読んでほしい。

NZ政府の爪の垢でも煎じて飲んで欲しい!

 

何でも、ロックダウンとかオーバーシュートとか意味不明なカタカナを使う事で、現実を正しく理解させずパニックなどを防ぐ効果があるのだそうです。

長年かけて自分で考える事を放棄させたバカな都民(国民)にそれで十分という事なのかも知れませんね。

 

為政者の徳の無さを痛感するCOVID-19問題です。