自分で組み立てたプラモデルの完成品を出品する人たち | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

ヤフオクなんかを見ていると、自分で組み立てたプラモデルの完成品を出品する人が一定数居られるようです。

 

それは別に良いのですが、価格が。。。

 

1/12のオートバイや1/20のレーシングマシンのプラモデル、恐らくキットの価格は3,000円前後のものを10,000円を超える開始価格で出品しされています。

 

塗料etcを入れると材料費だけで最低でもキット価格の2倍程度は掛かっていそうですが、どうなんでしょう?

 

製作に80時間掛かったというあるモデルは開始価格16,800円、即決価格22,800円で出品されていました。

画像を見る限り、確かに凄い完成度です。

 

早い話が、材料費の他にその人が趣味として楽しみながら作ったものに対して時給1,000円~2,000円の工賃を請求される事を良しとするかどうかという事ですね。

 

誰かに作ってくれと頼まれたのであれば、作業工賃を含めて請求するのは当然かも知れませんが、趣味として自分も製作過程を楽しんで作ったものの作業工賃を請求するのはいかがなものかと。

 

価格を設定するにしても、常識的には、原材料費-自分が楽しんだ分、MAXでも原材料費が限度でしょう。

 

タミヤなんかで完成品や半完成品の価格が組み立てキットの15,000円増しくらいなのを参考にしてるんですかね?

未組み立て時点で両者が同じものなのかは良く分かりません。

タミヤに1/12のポルシェ カレラGTの組み立てキット半完成品がありますが、エンジンルームの写真を見る限り、これは明らかに別物ですね。

恐らく、組み立てる事が主目的のキットとディスプレィする事が目的の半完成品とでは部品の材質は勿論の事、図面からして違いそうです。

 

まして、プラモデルは完成したものを運ぶようには出来ていませんから、運送中にどこかが壊れる可能性も大きいと思います。

 

それでも入札する人は居るんですね。

流石に上のモデルはまだ入札者が居ませんが、1/12のバイク完成品を5,000円で入札している人が居ました。

 

一方、デアゴスティーニやアシェットなんかのモデルの完成品を出品している人も居ます。

 

こちらの方は控えめで、原材料費は10万円オーバーのところ、1万円程度で出品されている方が多いようです。
(出来上がったものを見るとプロポーションがおかしかったり、再現の忠実度はプラモデルの方が上のようです。)

これなら、欲しいモデルだけど10万はなぁ・・・と思っていた人が入札しても不思議ではありません。

 

まぁ、オークションなので価格設定は自由ですが、工賃を取る以上はプロなのですから、完璧な完成度に加えて耐久性も保証するくらいの意地は見せて欲しいですね。