2020年のF1 プレシーズンテストが終了しました。
今年はレギュレーションが変わらなかった事もあり?例年に比べて各チーム、トラブルで走行距離を大幅に削られるという事もなく、無事終了しました。
そんな中、メルゼテスのPUがトラブルが多めでした。
今年からオイルに関する制限が厳しくなった影響と推測する向きが多いようですが、メルセデスの事ですから、前半戦の早いうちに解決してくるでしょう。
ホンダは基本的にノートラブルでテストを終えています。
アルファタウリは恐らく1基のPUで769周を走り切ったのでは無いかと。
タイム的には、10チーム中8チームが昨年のスペインGPの予選タイムを更新して来ました。
更新できなかったのは、メルセデスとハースのみ。
ハースはC4タイヤで僅差まで来ているので、実質メルセデスのみと言えるかも知れません。
メルセデスは昨年ほど他を圧倒する力は無いかも知れませんね。
ホンダ勢の周回数が間違っていますが、各テスト日の結果は下記の通りです。
各日の青字はその日のベストタイム
青字斜体は全体のベストタイム
赤字は昨年のスペインGPの予選タイムを更新
タイムを更新したチームのうち、レーシング・ポイントとアルファタウリはC3タイヤで、レッドブルとマクラーレンはC4タイヤで更新して来ました。
ボッタスの最速ラップとフェルスタッペンの最速ラップの比較動画がUPされていますが、序盤からレッドブルがややリードし、第3セクターのシケインで僅かに躱されたようです。
https://formula1-data.com/article/bottas-and-verstappen-laps-compared-f1-testing-2020
今回のテストで終始上機嫌なフェルスタッペンを考えるとシケインのところで少し手を抜いて手の内を隠したという可能性もありそうです。
というか、そうであって欲しいですね。
アルファタウリも速そうです。
テストからの印象では、最速はメルセデスとレッドブルが互角、続いてフェラーリ、僅差でレーシング・ポイント、更に僅差でアルファタウリ、そしてマクラーレンとルノーが良い勝負、残るアルファロメオ、ハース、ウイリアムズがテールエンド争い、という感じでしょうか?
新型コロナウイルスの問題で開幕戦が開催されるのか予断を許しませんが、レッドブル、アルファタウリは期待できそうです。