Mリーグって・・・ その2 | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

先日、Mリーグの話を書きましたが、「熱闘!Mリーグ」というダイジェスト番組がAmebaTVで放送、その後YouTubeで配信されています。

 

それを見ていて、幾つか思った事があります。

 

1つ目。

その回にはゲストに岡田紗佳さんという方が出演していました。

グラビアアイドルでファッションモデルで、日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士なのですが、テロップは「モデル」となっていました。

 

MCのコメントでは「プロ雀士」である事に触れていましたが、麻雀を健全な競技としてプロモーションしていくのであれば、「日本プロ麻雀連盟所属のプロ、モデル」と堂々とプロ雀士である事を前面に打ち出すべきでしょう。

 

本人が「プロ雀士」とテロッブに出す事を拒否した可能性もありますが、それは「プロ雀士」は「モデル」より下と見ているという事ですから、そういうプロは出演させてはいけませんし、本人が何も言っていないのであればスタッフが「プロ雀士」を蔑んでいるという事でしょう。

 

総じて、この番組のゲストは知名度が低過ぎるように思います。

もしくは、物凄く久し振りに見た、いう人か。。。

 

2つ目。

順位を決定する得点ルールが「スポーツ」を標榜するのに馴染まないような気がします。

 

得点ルールは半荘毎に実際の得点に加えて、1位+50点(得点換算では50,000点相当)、2位+10点、3位-10点、4位-30点の順位点が加算されるというものです。

 

麻雀をされる方には何の違和感も無いルールだと思いますが、サッカーで言うと勝ち点と得失点差を一緒に計算しているようなものです。

 

全6チームのリーグ戦で、チームAが1-0で5勝、勝ち点3+得失点点1の計4点の試合が5試合で持ち点は計20点、チームBが4試合を3-0、1試合を0-1だとすると、勝ち点3+得失点差3で計6点の試合が4試合、勝ち点0+得失点差-1で計-1点の試合が1試合、持ち点計23点となり、5戦全勝のチームAを差し置いて4勝1敗のチームBが優勝という事になってしまうルールとも言えます。

 

理論的にそういう結果も有り得るという事に過ぎないとは言え、そういう結果は競技としておかしいですから、そういう事が起き得ないルールが必要だと思います。

 

1位への加算が優遇されているという事は得点よりも上位で上がる事を目指す競技という事だと思いますので、例えば、シーズン80回の半荘の平均順位を最終順位とし、同順位だった場合は素の総点数で順位を決める、とか。

 

Mリーグが市民権を得て、上のルールが一般的になったとすると、主として注目されるのは平均順位になっていくと思います。

となると、今までより掛け金の決め方が難しくなる、即ち掛け麻雀が減る、というメリットもあるように思います。

計算が面倒という声が出そうですが、勝手に計算してくれる自動卓がすぐに出てくるに違いないので、その心配は最初だけでしょう。

 

Mリーグというリーグ戦が出来、中継が始まっただけで、これまでに染み付いたギャンブルのイメージが変わる訳ではありません。

 

サイバーエージォントとテレビ朝日がスポンサーという事で、基本的にAmebaTVとテレビ朝日系列以外には触れても貰えないリーグなのですから、主催者達はもう少し考えないといけない気がします。