「ぶっちぎれ 不正の日産」カルロス・ゴーン氏 逮捕 | masashik0305のブログ

masashik0305のブログ

ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

ルノー・日産、三菱自動車の会長等を兼務しているカルロス・ゴーン氏が逮捕されました。

 

容疑は、有価証券報告書に自身の報酬額を少なく記載した事と会社の資金を私的に流用した事の主として2つのようです。

 

納税額は有価証券報告書に記載の額に基づいて算出されたものでしょうから、今後脱税でも起訴される事と思います。

 

生きているうちに使い切れないほどの資産を持っていると思われるのに、なぜ犯罪に手を染めてまで更なる蓄財に励むのか、庶民からすると、良く分かりません。

一度でいいから、そういう立場になってそういう人達の心境を理解してみたいものです。

 

さて、会社の資金の私的流用についてですが、外資系企業において外国人幹部の住居コストは報酬とは別というのが、良し悪しは置いておいて一般的だと思います。

 

例えば、年俸2,000万の役職があるとして、外国人でその役職にある人は、大抵月額100万円くらいのマンションに住んでいます。

2,000万の年収(可処分所得は1,000万円強)で年1,200万円の住居費は払えませんから、当然報酬とは別会計です。

これが、日本人だと、住居費は当然2,000万の中から捻出する訳ですから、ある意味会社ぐるみで私的流用を推奨しているようなものです。

 

私の知っている例ではペット不可のマンションで強引にペットを飼う為に、ペットシッター紛いの事をさせられていた社員が居ました。

(執行役員の2つくらい手前の役職で、です。)

 

ゴーン氏からすると、ハウジングコストは会社持ちなのだから、マンションの賃貸料金も自宅の建築費も同じ、という感覚なのかも知れません。

 

ある外資系企業の社長になった人物は、公用車を自分の趣味で買い替え、毎日100万円のワインを開け、社員では無い自分の妻に対して社員に対する賞を授与するといった事を行っていました。

上場企業ではありませんでしたが、もしそうなら、報酬額の虚偽記載くらいは当たり前にやっていたに違いありません。

公私混同なんでもあり、といった感じですね。

 

さて、この件でゴーン氏は日産の会長を解任され、ルノーの株価も一時大幅に下がりました。

 

無資格者検査問題、燃費や排ガスの検査データ改竄問題に続いて、今回の問題ですが、「やっちゃえ 日産」とか「ぶっちぎれ ○○の日産」とは「(不正でもいいから)やっちゃえ」、「(不正でも)ぶっちぎれ」という意味に思えてきます。

 

CEOが逮捕されたのですから、ルノーはF1どころでは無いかも知れませんし、日産もフォーミュラEどころでは無いかも知れません。

 

個人的にはそちらの方が気になります。