トトロッソ・ホンダ ガスリー10位入賞、でも速かった訳では無い・・・ | masashik0305のブログ

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とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

フェルスタッペンが優勝し、ハミルトンがドライバーズチャンピオンを決めた2018年 F1 第19戦 メキシコGPトロロッソ・ホンダは最後尾スタートのピエール・ガスリーが10位入賞で1ポイントを獲得しました。

 

が、コンストラクターズポイントを争うザウバールクレールが7位、エリクソンが9位と8ポイントを獲得し、3点差の9位に後退してしまいました。

 

ガスリーは10番手ポジションを上げてのフィニッシュでしたが、速かったのか?と言われると、実はそうでもありませんでした。

 

レース終盤の10周以上、9位のエリクソンに1秒以内、一時は0.3秒差近くまで詰め寄りましたが、追い抜くには至りませんでした。

 

ガスリーは最終周に自身のファステストを更新しましたが、そのタイムは1分22秒755で、ルクレールのベストタイムより2秒以上遅いタイムでした。

他のチームでは、ルノーのヒュルケンベルグも1分20秒台マクラーレンのバンドーンは22秒台前半ウイリアムズのシロトキンも22秒640ハースのグロージャンは21秒台と皆ガスリーより速いタイムを記録しています。

 

そういう意味では、レースではトロロッソは一番タイムを出せなかった車とも言え、10位という順位はトロロッソより明らかに速かったであろうレッドブル リカルドルノー サインツのリタイヤ、トロロッソより速かったかも知れないアロンソペレスのリタイヤとタイヤ戦略によるものだったと思います。

 

トロロッソのもう1人、レースペースはあると言っていたハートレーは1周目にフラットスポットを作ってしまい計画外のタイヤ交換、更にその後、オコンと接触してフロアを損傷し、5秒ペナルティを貰った結果、14位に終わりました。

ハートレーは、それらが無ければ、と言っていますが、フラットスポットが出来たのはドライバーの責任でしょうし、接触もペナルティを貰っている以上、ハートレーが原因でしょうから、それらが無ければというのはドライバーが自分じゃ無ければ、というのと同義のような気がします。

 

このレースでは、タイヤ交換の回数がばらけた事もあり、レースとしては面白かったですね。いつもハミルトンが独走するのでは詰まらないですから。

 

しかし、ルノーPUはやばいですね。

リタイヤ4台のうち、ルノーが3台、リカルドサインツはエンジンが理由でした。

 

特にリカルドは全ドライバー最多の8度目のリタイヤです。

バーレーンGPはエナジーストア、オーストリアGPは排気系、イタリアGPはエンジン、アメリカGPもエナジーストア、今回メキシコGPはエンジン、と8回中5回がPU絡みです。

 

来年は完全に新設計のPUを投入するようですが、投入直後の完全新設計のPUの信頼性が、5年間開発し続けたPUの信頼性を大きく上回るとも思えませんので、来年のリカルドはもっと酷い目に遭うかも知れません。