広島が2チーム目となるリーグ3連覇を達成したセ・リーグですが、CS出場権をめぐって、まれに見る大混戦もとい泥仕合が続いています。
今日、DeNAがヤクルトに敗れ、ヤクルトの2位が確定。
DeNAは65勝71敗で巨人と同率3位に並んでしまいました。
これでどれのチームが3位になったとしても、勝率5割以下となることも決定しました。
DeNAは4勝すれば他チーム関係なく3位確定、巨人は残り2試合を全勝し、且つDeNAが2敗以上で3位です。
ですが、DeNAは残り試合のうち、3試合が大きく負け越しているヤクルトと阪神、1試合ある広島にも負け越していますので、相手を考えると勝ち越しは厳しいかも知れません。
巨人は広島と阪神戦が残っています。
広島に勝てる気はしませんが、阪神はお得意様ですから、1勝1敗の線が濃厚かと。
阪神は基本的に残り9試合に全勝しないといけません。
巨人戦に負けた瞬間4位以下が確定します。
阪神の3位は天変地異でも起きない限り無いと思いますので、置いておいて、DeNAが3位になっても、巨人が3位になっても、クライマックスシリーズで戦うのは、シーズンで負け越しているヤクルトです。
DeNAは対ヤクルト戦 9勝14敗、ヤクルトを倒して広島戦に進むのは厳しそうです。
巨人は10勝12敗ですから、DeNAよりは可能性がありそうですが、次は全く勝てない広島戦、それも相手のホームです。
やるだけ無駄という感じですね。
DeNAはヤクルト戦を突破出来れば巨人よりも広島を倒す可能性は若干高そうですが。
3位のチームが間違って日本シリーズに行こうものなら、負け越したチームが日本一を決める戦いに臨んで良いのか?という議論になるのは目に見えていますから、3位になっても辞退した方が良い気がします。興行収入的にはやらない訳にはいかないんでしょうが。
最後に巨人(と阪神)が連勝する秘策を。
巨人は、高橋由伸監督と村田真一ヘッド兼バッテリーコーチの更迭を発表。阪神は、金本監督の更迭を発表、これでしょう。
辞任じゃなくて、あくまで更迭です。責任を取らせるという球団の姿勢も重要です。
特に巨人は球団社長が由伸残留を仄めかした途端にまた負け始めましたから、効果はてきめんだと思います。