ここ数日、外付けUSBディスクの調子が悪くなっていました。
4台のHDDでRAID5を組んでいて、Read/Writeとも200MB/s超の転送速度だったものが、40MB/s前後まで落ち込んでいます。
エラーLED等は点灯していないのですが、個々のHDDアクセスLEDを見ていると、1台だけ頻繁にアクセスを繰り返しているようです。
本来4台のHDDからデータを読んだり、データを書き込むところが、1台でReadエラーやWriteエラーを繰り返し、最終的には何とか読んだり書いたり出来ている為、エラーにはならず、逆に完全にエラーが発生した時(デグレードモード)やリビルド中などより遅くなっているのでは無いかと推測しました。
だとすると、HDD交換が必要になる訳ですが、以前、RAID5でHDD 2台のHDDが壊れ、数TBのデータが飛んでしまった経験から、念の為にバックアップを取ることにしました。
(リビルド中に他のHDDで障害が発生するのが1番怖いので)
約24時間掛けて、バックアップが終わったところで、電源をOffにして、アクセスが異常だったHDDを単体でCrystalDisk Infoで確認すると、"注意"と表示されました。
念の為、他の3台についても確認しましたが、そちらは"正常"でした。
HDDの障害予知は「使用時間と温度の積」がある閾値を超えると障害が発生するというロジックに基づいているようですので、今は"注意"であっても、まさしく故障は時間の問題です。
もう1台でも速度低下が見られたので、個別のHDDアクセスには異常は感じられませんでしたが、HDD単体を確認したところ、1台が"注意"になっていたので、こちらも念の為、HDDを交換しました。
前回HDDが壊れた時は今回のような速度低下は起きていなかったと思うのですが、早めに気付けて何よりでした。
現在、リビルド中ですが、80MB/s前後と交換前の2倍程度の速度が出ています。(リビルド中のベンチマークはお勧めできませんが)
取扱説明書によると1TBのHDDで10~15時間ほどリビルドに掛かるようですが、明日中には終わるでしょう。
お陰で、完全に壊れてはいないものの、いずれ確実に壊れる"注意"のHDDだらけになってしまいました。