ポドルスキ、イニエスタと大型補強が注目されるヴィッセル神戸の新監督にフアン・マヌエル・リージョが就任しました。
フアン・マヌエル・リージョは、ジョゼップ・グアルディオラが「最も影響を受けた指導者の一人」として名前を挙げるなど、優れた戦術理論家として有名なのだそうです。
果たして、どんな監督なんでしょうか?
これまでの監督歴は以下の通りです。(出典 Wikipedia)
1981-1985 | ![]() |
||
---|---|---|---|
1985-1988 | ![]() |
||
1988-1989 | ![]() |
||
1990-1991 | ![]() |
||
1991-1992 | ![]() |
||
1992-1996 | ![]() |
||
1996-1997 | ![]() |
||
1998 | ![]() |
||
2000 | ![]() |
||
2003-2004 | ![]() |
||
2004-2005 | ![]() |
||
2005-2006 | ![]() |
||
2008-2009 | ![]() |
||
2009-2010 | ![]() |
||
2014 | ![]() |
||
2015-2016 | ![]() |
||
2016-2017 | ![]() |
||
2017 | ![]() |
||
2018- | ![]() |
これを見た感じるのは、どのチームも就任期間が短いという事です。
3シーズン以上関わったのは最初のアマロスKE、トロサCF、そして第一次UDサラマンカの3チームのみで、後は1シーズンか2シーズンで交代しています。
また、非常に多くのチームで指揮を執っていますが、チームを昇格や優勝に導いた事はないようです。
ペトロビッチのように、優勝はさせられなくとも、チームを確実に強くする監督もいますので、優勝だけが監督の評価基準ではありませんが、これだけを見ると名将とは言い難いような気がします。
その割には、ブランク無く指揮を執っているのが不思議ですが。
この実績で「優れた戦術理論家」と評価されているのは、間違いなく名将の1人であるベップの師と言われている事が大きいように思います。
ひょっとすると、求める事や内容が高度過ぎてベップクラスの選手で無くては理解できないのかも知れませんね。
神戸の選手がフアン・マヌエル・リージョの戦術を理解して、遂行出来れば、良い方向に化けるかも知れません。
FCバルセロナと提携したり、今回のフアン・マヌエル・リージョの招聘など、益々スペイン色というかバルサ色が強くなるヴィッセル神戸ですが、こうなるとなぜポドルスキだったのか、という気がしてきます。