こんな記事が出ていました。
フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダ時代にホンダのF1エンジンを繰り返し酷評。ホンダはインディカーにはそれは何も影響はないと繰り返しているが、一部のホンダ陣営はフェルナンド・アロンソのチームにエンジンを供給することに反対しているとも言われている。
フェルナンド・アロンソは、マクラーレンと提携するアンドレッティ・オートスポーツから参戦すると考えられている。今月初旬にソノマで行われたテストでチーム代表のマイケル・アンドレッティは「ホンダはアロンソと何も問題はない」と主張していたが、アンドレッティのマシンからはホンダのロゴが消されていた。
一つの要因として、フェルナンド・アロンソが、FIA世界耐久選手権にホンダのライバルであるトヨタから参戦していることも状況をさらに複雑にしていると考えられている。
2018年のアロンソは、マクラーレン・ルノーとトヨタのドライバーです。
トヨタは、GT500やスーパーフォーミュラでホンダと戦っている訳ですから、常識的に考えて、ホンダのロゴの付いたマシンに乗る事をトヨタが許さないでしょう。
(あれだけ酷評していたホンダエンジンに乗っている事を騒がれたくなくて、アロンソが消させた可能性も1mmくらいあるかも知れませんが)
マクラーレン・ルノーでは無くルノー・ワークスのドライバーだったら、そもそも、トヨタでWEC、というのも無かったのでは無いでしょうか。
アロンソは、今年ルマンに勝ったので来年WECを走る必要はなくなりましたから、来年インディ1本となる可能性が高いと思います。
インディ1本なのであれば、ホンダとして供給を拒む理由は無いはずです。酷評していたのはアロンソであって、ホンダでは無いのですから。
心情的な事が理由になるのであれば、昨年のインディにも乗せていないと思います。
アロンソがインディをホンダエンジンで走る事になったすれば、手のひらを返して酷評していたメーカーのエンジンを選んだと話題になるのはアロンソで、ホンダ的には、今年のF1でのPUの高い評価がアロンソの変節を引き起こした、とでも宣伝すれば良いのです。
これがシューマッハだったら、ルノーやトヨタをインディに参戦させていた可能性すらあるように思います。でも、アロンソですからね。