ルノーがホンダに換えそうなレッドブルにチクり | masashik0305のブログ

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とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

ホンダとルノーを両天秤にかけているレッドブルに対し、これまで比較的突き放した態度だったルノーが何やら言っているようです。

 

ルノー 「レッドブルはホンダに変更すれば今後2年のタイトルを棒に振る」

 

記事の内容はタイトルほど直接的な表現では無く、「自分達とであれば、チャンピオンになれるチャンスがあるが、ホンダとは???だから、慎重に考えた方がいい」といった感じのものです。


これまで、どっちにするのか早く決めてくれれば、どちらでも構わない、というスタンスだったのが、突如未練がましい感じになっています。

 

それもホンダを揶揄する表現で。流石はエリック・ブーリエの同胞といった感じのコメントです。

 

ルノーはワークスとして、2020年までにトップ争いする事を目指していますから、レッドブルがチャンピオンになる可能性があるという事は、ルノーがトップになる可能性が低くなる、という事でもあり、自己矛盾に満ちたコメントです。

 

シリル・アビデブールがコメントしたタイミングが良く分かりませんが、考えられるのは、

 

1. 投入されたホンダのアップデートの出来がルノーの予想よりも良く、脅威に感じたため

 

2. レッドブルのシャシーとルノーのシャシーの差を目の当たりにし、ルノー陣営に引き留めなくてはと考えたため

 

3. その両方

 

ルノーがこれまで、カストマー契約を更新してもしなくても、どちらでも良い、と余裕の態度だったのは、過去のホンダの体たらくから、レッドブル・ホンダになれば、成長を続けるルノー・ワークスの射程圏内までレッドブルの競争力が落ちてくると考えていたからでは無いでしょうか。

もしくは、色々言っていも、結局は自分のところに帰って来ると高を括っていたか。

 

ホンダF1 「アップグレード版パワーユニットはすべてが順調に機能」

 

トロロッソ 「ホンダのアップデート版パワーユニットは期待通り」

 

アップデート版PUについては、ホンダも順調といい、トロロッソも期待通りと言っていて、事実、パワーサーキットと言われるジル・ヴィルニューブ・サーキットでアップデータ版ルノーを積んだマクラーレンやルノーと同等かそれ以上の走りを見せています。

 

レッドブルがルノーに留まれば、ルノー・ワークスの脅威とはなれ、ルノーとしては頼もしいカストマーの1人である事には変わりありません。

 

ですが、ホンダのPUがルノーと同等以上の性能になれば、レッドブル・ホンダの誕生はルノー・ワークスが太刀打ちできないほどの強力なライバルの出現を意味します。 

 

知ったか小倉さんの指摘によれば、PUが変われば、冷却系が変わり、冷却系が変われば、空力も変わる、という事で、レットブル・ホンダになったとしても、現在のレッドブルのシャシーの強さがそのまま発揮されるとは限らない、との事ですが、それでも、ルノー・ワークスよりは明らかに速そうな気がします。

 

答えは、3. その両方、という気がしますが、レットブルの出す答えはどうなんでしょうか。