来週3月30日(金)からプロ野球が開幕します。
キャンプが始まった頃は清宮幸太郎他新人選手の話題が多かったですが、途中から松坂大輔の中日入り、そして上原浩治の巨人入りなどメジャー帰りのベテラン選手に話題が移っていきました。
期待の清宮選手は神経性?の限局性腹膜炎で入院してしまい、ようやく練習を再開出来るところまで回復したようです。
その他にもロッテの安田尚憲、広島の中村奨成など注目のルーキーが居ますが、二人とも二軍の公式戦で本塁打を放っており、公式戦でヒットすら打てていない清宮との明暗が分かれています。
さて、先日、BSでDeNA vs 巨人のオープン戦が放送されていました。
勝ったチームがオープン戦で1位になるとの事で、ここまで順調?な巨人について解説者が、昨年まで貧打に苦しんでいたが、今年は打っているとコメントしていました。
適当な解説しているな、と思いながら聞いていましたが、昨日3月24日までのオープン戦の結果は以下の通りです。
1試合当りの得点、1試合当りの失点、打率1割での期待得点などを追加しています。
巨人について言うと、
・1試合当りの得点は4.63で12球団で3位タイ
・打率は.227で最下位
・本塁打は19本で3位
・防御率は3.03で2位
・1試合当りの失点は3.56で4位
打率は最下位で貧打は全く解消されていません。が、点は取れるようになっています。
昨年打てなかった本塁打は3位ですが、主砲のゲレーロはソロホームランメインの打者なので、低い打率ながら走者を貯めて一発、という点の取り方では無いように思います。
では、ベンチの作戦が奏功しているのか、と言われると、コーチ陣は変わっていませんので、それも考えにくい気がします。
ならば、どういう理由で点が取れているのか。
「偶然」もしくは「たまたま」、でしょう。
それよりも、3.03の防御率にも関わらず、3.56という1試合当りの失点の方が気になります。
この二つの数字の差0.53は、1.29という異次元の数字を誇る阪神に次いでワースト2です。
要するにエラーもしくはフィルダースチョイスなどで、防げた筈の点を与えているという事です。
守っては余計な点を与え、攻撃では打てないとなると今年も先行きが不安です。
まだオープン戦ですし、昨年リーグ戦優勝、2位の広島と阪神の調子が良くないのが、せめてもの救いです。
今年は巨人戦以外はDAZNで配信されるらしいので、復帰した松坂(いつまで1軍か分かりませんが)や、ルーキー達が1軍に上がって来る姿が見れる事を楽しみに待ちたいと思います。