テレビ東京系で放送されている「スーパーGTプラス」の2018年リポーターに渋谷飛鳥さんが起用される事になったようです。
MCは中尾明慶、解説 山本左近で変わらずです。
この手の番組のリポーターと言えば、見た事も聞いた事も無い無名のタレントが務め、無名のまま消えてゆくのが常だと思いますが、渋谷飛鳥と言えば、TBS系「ハンチョウ」で佐々木蔵之介の娘役で準レギュラーとして出演していたり、他のドラマにも出演するなど、主役級とまではいかないまでも、そこそこ名の通った女優さんだと思います。
ただ、本人曰く、「スーパーGTってなに？？ というところからスタートの初心者」だそうです。
その点は残念ですが、スーパーGTのファンで、レポーターが出来る若くて見栄えの良いタレントなどそうそう居るとは思えませんので、仕方ないですかね？
番組タイトルや解説 山本左近に反応して番組を見るのは、以前からのモータースポーツファンでしょうから、そういう人にとっては素人レポーターのレポートは、初めは微笑ましく思うとしても、余り喜ぶとは思えませんので、基本的にはレポーターの名前で番組を見させ、番組ひいてはスーパーGTのファンにしたい、という事なのでしょう。
それを考えると従来の素人の無名タレントの起用は番組＆スーパーGT離れを加速するだけのような気がします。
今年は、フジテレビ系の「スーパーフォーミュラ GO ON」が終了してしまい、唯一のモータースポーツ系の情報番組として、テレビ東京もちょっと力が入っているのかも知れません。
「スーパーフォーミュラ GO ON」は確かに物凄くつまらなく、1度か2度録画視聴して、その後録画も止めてしまいましたが、あれは制作サイドの無能さ故のもので、スーパーフォーミュラは、きちんと作れば、それなりに視聴者を確保できるコンテンツだと思います。
今年はトロロッソ・ホンダやマクラーレン・ルノーなどF1についても関心が高まっているように思います。
フジテレビでもレースはフジテレビNEXTで仕方ないにしても、「フォーミュラワン＋」みたいな情報番組を地上波もしくはBSデジタルで放送して欲しいところです。
トロロッソ・ホンダに速さが無く、マクラーレン・ルノーがなかなか壊れなかった場合、それが分かった瞬間に潮が引くように関心が薄まる可能性は否めませんが。