元日馬富士が貴ノ岩に暴行を働いた事件で、「貴乃花文書」なるものの内容が明らかになり、協会の報告書との差異がワイドショーで話題になっているようです。
例えば、貴乃花文書では、白鵬が止めに入ったのは、日馬富士がアイスピックを手にしたから、とされているのに対し、協会の報告書では、リモコンを手にしたから、でアイスピックは手にしていない、となっています。
協会の報告書のアイスピック、突然どこから出て来たのでしょう?
ビール瓶は最初の報道が「ビール瓶で殴打」でしたから、理解出来ますが、アイスピックはそれほど報道されたいたようにも思えず、想像の産物にしても異常な気がします。
少なくも証言の中に「アイスピック」という言葉が出て来た事は間違い無いのでは無いでしょうか。
さて、その後大砂嵐の無免許追突事件がありました。
大砂嵐が協会を味方と思っていれば、、「実は自分が運転していたが、警察の取り調べに対して妻が運転していたと言ってしまった」と答えるのが一番自然な気がします。
真実はそうだったとすれば、
・協会は力士の証言を、事が大きくならないよう、軽微な事は無かったかのように、重大な事は軽微な事として公表し、発表内容は真実ではない
そうでないなら、
・力士は協会の聴取に対して、事が大きくならないよう、軽微な事は無かったかのように、重大な事は軽微な事として報告し、決して真実は語らない
という事で、いずれにせよ、協会の発表内容は常に矮小化したものであり、報告書も実際の数分の一に矮小化されたものと捉えるべきのように思います。
真実は協会の報告書と貴乃花文書の中間、やや貴乃花よりという印象ですね。