ベスト4が出揃った第99回 全国高校野球選手権大会、果たしてどの学校が優勝するのでしょうか?
明後日の準決勝のカードは、
第一試合 天理 vs 広陵
第二試合 花咲徳栄 vs 東海大菅生
です。
それでは各チームの戦い振りを見てみたいと思います。
天理高校:2回戦より出場
8月13日(日) 天理 6 - 0 大垣日大
投手 坂根 9回完投
8月18日(金) 天理 2 - 1 神戸国際大付
投手 碓井 11回完投
8月20日(日) 天理 13 - 9 明豊
投手 碓井(中1日) 8回-輪島 0回-坂根 1回
総得点 21点、総失点 10点、得点率 6.52点、失点率 3.10点
但し、明豊戦の9点中6点は輪島君の乱調によるもので、本人には可哀想ですが、恐らく余程点差が開かない限り、もう登板は無いと思いますので、実質的な失点率は1.24点と考えて良いと思います。
準決勝の先発は坂根君、決勝は中2日で碓井君というローテかと。
今日坂根君も1イニング投げたのが勿体無かったですね。
広陵高校:1回戦より出場
8月11日(金) 広陵 10 - 6 中京大中京
投手 平元 6回-山本 2回1/3-森 0回-山本 0回1/3
8月17日(木) 広陵 6 - 1 秀岳館
投手 平元(中5日) 8回-山本(中5日) 1回
8月19日(土) 広陵 6 - 4 聖光学院
投手 平元(中1日) 4回2/3-山本(中1日) 4回1/3
8月20日(日) 広陵 10 - 4 仙台育英
投手 山本(連投) 5回2/3-平元(連投) 2回1/3-森(中8日) 1回0/3
-山本(連投) 1回
総得点 32点、総失点 15点、得点率 8.00点、失点率 3.75点
準決勝の先発は平元君で途中で山本君への継投、決勝その逆という考えかと。投手が少々疲れ気味のような気もしますが、相手校も強豪揃いの中、勝ち上がって来ました。特にプロも注目の秀岳館の2枚左腕を攻略した力は天理を上回っていると思います。
あと、中村君にはあと2本、是が非でも打って、清原を成仏させて欲しいですね。
花咲徳栄高校:1回戦より出場
8月10日(木) 花咲徳栄 9 - 0 開星
投手 綱脇 8回-清水 1回
8月16日(水) 花咲徳栄 9 - 3 日本航空石川
投手 綱脇(中5日) 6回1/3-清水(中5日) 2回2/3
8月19日(土) 花咲徳栄 10 - 4 前橋育英
投手 綱脇(中2日) 6回2/3-清水(中2日) 2回1/3
8月20日(日) 花咲徳栄 10 - 1 盛岡大付
投手 綱脇(連投) 8回-清水(連投) 1回
総得点 38点、総失点 8点、得点率 9.50点、失点率 2.00点
4試合で38得点の攻撃力がクローズアップされていますが、対戦相手に恵まれた感も有ります。
全試合、綱脇-清水の継投で勝ち上がっています。
明徳義塾の名将?馬淵監督曰く、関東最強の前橋育英を破っていますので、力は本物でしょう。
東海大菅生高校:2回戦より出場
8月14日(日) 東海大菅生高校 11 - 0 高岡商
投手 松本 9回完投
8月18日(金) 東海大菅生高校 9 - 1 青森山田
投手 戸田 9回完投
8月20日(日) 東海大菅生高校 9 - 1 三本松
投手 松本(中5日) 8回-戸田(中1日) 1回
総得点 29点、総失点 2点、得点率 9.67点、失点率 0.67点
相手に恵まれた感もありますが、盤石の戦い振りで勝ち上がって来ました。
プロも注目の日大三高 桜井投手を攻略した打撃力、桜井、金成を要する日大三高打線、清宮、野村を擁する早実打線を抑えた投手力は本物です。
全くの私見ですが、決勝は、
広陵 vs 東海大菅生
優勝は、投手力の差で東海大菅生で決まりでしょう。
これで、2回戦スタートチームが有利、更に花咲徳栄に勝ったチームが優勝する、という2大ジンクスもクリアです。
東海大菅生に勝てれば、花咲徳栄の優勝も十分あると思います。