5月18日放送の「警視庁・捜査一課長2」は地方出身の人が相次いで殺されるという話でした。
その中で、大岩純一捜査一課長も地方(鹿児島)出身である事が判明しました。
ちなみに笹川刑事部長も鹿児島出身との事です。
作中では「地方」と卑下していましたが、警察組織の中で鹿児島出身者は中央中の中央、王道中の王道です。
何せ明治期の警視総監21人中17人が薩摩藩出身者で、藩閥の最たるものなのですから。
最近では死語になっていますが、警察官の蔑称に「マッポ」というのがあります。
個人的には実社会で聞いた事は無く、主として不良の登場する少年マンガで目にした言葉ですが、これは「さつまっぽ(薩摩っぽ)」が略されたもので、警察官を見れば薩摩藩出身者だと考えてよいくらい、警察組織が薩摩の人に占有されていた事の証左でしょう。
それはさて置き、「捜査一課長」の後は「緊急取調室」です。
「捜査一課長」で大岩捜査一課長は個室を持っています。
(現実がどうかは知りません)
笹川刑事部長も当然個室です。基本、警視監なのですから当然ですね。
一方、「緊急取調室」の磐城刑事部長の部長室?はパーティションに区切られただけのスペースで大岩課長以下の扱いです。
感覚的には「捜査一課長」の管理官程度の重さですね。
そもそも刑事部長が毎回捜査会議に参加し、一々各班のところに足を運ぶなんて事はある訳ないと思いますが、逆にあの軽さで個室を持っていたら逆に引いてしまうかも知れません。
同じTV局の刑事ドラマなのに、刑事部長の重さが1時間でこうも軽くなるとは。
見ていていつもニヤリとしてしまいます。