先日、ようやく「キャッスル〜ミステリー作家は事件がお好き」のシーズン7のDVDボックスPart2が届き、一通り見終わりました。
前半を見終わった時点で、
・キャッスル失踪の謎
・3XKエピソードの顛末
が未解決と書きましたが、シーズン7の後半で一応解決を見たようです。
が、キャッスル失踪の謎は以下のような話でした。
ネタバレになってしまうので、ご注意下さい。
・キャッスルの高校時代の友人がある国の諜報機関を経てアルカイダに所属
・アルカイダを抜け、重大なテロの情報をCIAに伝えようとするが、連絡員が殺害される
・その友人が再接触に際し、信頼出来、簡単に殺せない程の有名人、すなわちキャッスルの同行を求めた
・それが拉致という形となり、結果的にテロを未然に防ぐことが出来た
というもの。
うーん、雑です。
キャッスルへの最初の接触が何故襲撃という形だったのか?
結果的に強制的な形になるにせよ、最初は友好的に接触すれば済むように思います。
何故平和的に解放されていないのか?
何故記憶が消されたのか?
アメリカの湖畔で生活していたようだが何をしていたのか?
ほとんど解明されておらず、ひょっとするとエピソードの続きがあるのかも知れません。
3XKエピソードの顛末も相当雑です。
事件の有力な被疑者としてジェリー・タイソンの顔をした男が別人として現れ、別人である事を主張し続けるのですが、そのうちベケットが誘拐されてしまいます。キャッスルが一人で捜査し、隠れ家に潜入したところ、銃を持ったタイソンが現れ、タイソンである事を認めるのですが、実はこれはキャッスルの罠でタイソンをエスポジートが狙撃、ベケットも、タイソンの好みの女性に整形して被害者として提供していた女医に殺されそうになるも返り討ち、と犯人2人の死亡で幕を閉じました。
別に殺さずに確保した方がより真相が解明出来たのでは?という気がします。
その場合、脱獄やら今後の心配はありますが。
さらに、今シリーズでは、キャッスルが11歳の頃に体験した事件と同じように殺害された事件が発生します。
キャッスルは同一犯と考えますが、エスポとライアンは勿論のこと、ベケットまで疑ってかかる始末。
で、犯人は「CSI 科学捜査班」のデヴィッド・ホッジス役のウォレス・ランガム。
このエピソードも犯人に殺されそうになったキャッスルが相手を射殺して終了。
安直です。その後、犯人である証拠が続々出て来るのですが、死んでしまえば何とでも出来ますよね。
何となくシリーズ終了に向けてやっつけ仕事が増えて来ている印象です。
そう言えば、ベケットが州上院議員選への出馬を打診されます。
以前のタイムトラベル話でベケットは上院議員になっているという事でしたが、そんな話は2人とも忘れてしまったようでした。
さて、シーズン8の日本語版DVDは1年後。どんなラストになるのでしょう。