リオ五輪 男子バレーボール世界最終予選 | masashik0305のブログ

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とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

女子が見事に出場を決めたリオ五輪の男子バレーボール世界最終予選が始まっています。

パレーボールの世界大会の放送を見て、いつも思うのは、世界的に既に強豪では無くなり、国内のVリーグの中継もされなくなっているのに、日本で開催される世界大会が多く、観客も集まるのか、という事です。

サッカーで言うと、W杯ベスト4の常連だった国が、最近ではほぼ予選で敗退し、出場出来てもグループリーグ止まり、という感じだと思うのですが、その割には人気があるのです。

男子バレーが強かったのは、1976年モントリオール五輪くらいまでで、その後は以下の通りです。

五輪 : 9回開催され、出場できたのが4回、出場時の最高位は6位
世界選手権 : 10回開催され、1982年に4位となったものの、あとは10位内が3回、11位以下が5回、1回はアジア予選敗退です。

昨年、ワールドカップが6位だったため、盛り上がっているとの報道を目にしましたが、ワールドリーグでは13位とここ数年と変わらぬ順位でした。

予選の参加国は下記の通りです。( )内は世界ランク。

(2)ポーランド
(8)イラン
(10)カナダ
(10)フランス
(13)オーストラリア
(14)日本
(19)中国
(20)ベネズエラ

五輪に出場するには、イラン、中国を上回りアジアで1位になるか、全体で4位までに入るかのいずれかで、その為には、最低でも日本より世界ランクが上位の2ヶ国を倒す必要があります。

既に日本よりランクが下の2か国と試合を消化しており、1勝1敗という状況です。
勝った試合は3-1で勝ち点3でしたが、負けた中国戦はストレート負けで勝ち点0と最悪の結果でした。(フルセットの場合は、勝ったチームが勝ち点2,負けたチームが勝ち点1)

五輪へ黄色信号と書いている新聞もありますが、楽観的も良いところ。。。

五輪へのシナリオは、中国、ベネズエラには確実に3-1以内で勝ち、オーストラリアとカナダ、フランスのどちらかにはフルセットで良いから勝ち星を拾う、といった感じだったと思います。

それが中国に取り溢したことで、4位以内に入るには、ランクが上位の3ヶ国に勝たないといけない状況になってしまいました。

現実的にはほぼ絶望的と言ってよい状況だと思います。

明日のポーランド戦は負けて元々という相手だと思いますので、その結果で一喜一憂する必要は無いと思いますが(メディアは騒ぐでしょうが)、カナダ、フランス、オーストラリアのどれか1試合でも落とした瞬間、後は消化試合です。

尤も、日本が強かった頃、バレーボールはソ連、東ドイツなど東欧圏の国くらいしか力を入れておらず、その小さいパイの中で争っていましたが、それが南米や欧米も力を入れだして、競争が激しくなって、相対的な順位が下がったというのが、というのが正確なところだと思いますが。

明日以降、あまり期待せず、結果を追いたいと思います。
(試合は見ないと思います。)