初回の15.5%を皮切りに視聴率16%と19%の間を推移していた「99.9―刑事専門弁護士―」ですが、前回13.3%と落ち込んでしまいました。
果てして巻き返す事が出来るか気になる昨日の第7話。
結論から言うと厳しいそうです。
有罪率99.9%は原則として有罪に出来ると確信出来ない事案は起訴しないというところにあると思います。
が、昨日の事件は、本物の方々に失礼なくらい、警察の捜査が余りに杜撰で、それを指摘しない検察もかなりの手抜きでした。
窓ガラスの破片の不自然さや玄関のスリッパの鑑定は勿論、花瓶の破片の再構成など京都府警であれば科捜研の榊マリコの指示の下、相馬君が嫌々ながらもきっちり行っているはずです。
被害者役の大和田伸也(水戸黄門の格さん役)が犯人に襲われた際、印籠をかざすなど、視聴者をくすっとさせる遊び心は健在ですが、事件のレベルが回を重ねるたびに低くなって来ている印象を受けます。
来週からは新展開を見せるようですが、事件の構成を緻密にしていかないと、巻き返しは難しいかもしれません。