昨日TBS月曜名作劇場で「警視庁心理捜査官・明日香5」が放送されました。
主役の柳原警部補を泉ピン子、署長に長嶋一茂というキャスティングです。
泉ピン子は役者としての劣化が激しいですね。
滑舌も悪くなっていますし、台詞のテンポもまったりとして警察官には見えません。
長嶋一茂の署長は地方の三流大学出身という設定ですが、キャリアのようです。
警視庁の23区内の署長ですから恐らく警視正と思いますが、同じ階級である警視正の警察庁幹部に呼び出され、事件の隠蔽を迫られます。
融通の効かない無能な署長かと思われた長嶋一茂も最後は真っ当な警察官であるところを見せて話は終わります。
ところで警察庁幹部とは係長の事だったのでしょうか?
警察庁では警視正は係長クラス、課長で警視長、局長クラスで警視監です。
幹部というからには課長クラス以上でしょう。
(警視監は地方警察では大規模な県警の本部長ですから、幹部というには上過ぎるかと。)
内情を知る由もない外部の人間ですから、階級について多少の誤差は仕方ないとしても、ここまで間違っていると・・・
原作もそうなっているのでしょうか?
一部のラノベを除いてり、小説を書く場合は綿密な調査をしていると思うのですが・・・
もし原作もそうなら、この作家の作品は絶対に買ってはいけませんね。