もう2ヶ月以上前から、予約してくださっているみなさま、ようやく「みんなでギジシタイ 」まで2週間を切りました。
今回は、準備に時間をかけました。
イベントとしては、ほぼ1年振りですし、主催者一同気合いが入っております。

繰り返しお伝えしています通り、以前より「ギジシタイになるのは嫌だけど、
どういう様子かは見てみたい」という声にお答えして、今回は
ギジシタイにならずに観覧だけでも楽しめるイベントにしています。


イベントの詳細などは「みんなでギジシタイ 」公式ブログのほうをご覧いただくとして、
このブログでは、ひとつだけお伝えしておきます。

「みんなでギジシタイのイベント終了後、masashi_furuka から重大発表があります」

というわけで、みなさま、当日会場にてお会いできることを楽しみにしております。

重要なお知らせ

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当ブログをいつもご購読いただき、ありがとうございます。

思うところがありまして、このブログを、2012年1月末を持ちまして、閉鎖させていただきます。

なお、No Reason制作記録は別のかたちで続きます。

詳細が決まりましたら、本ブログにてお知らせいたします。


今後とも、masashi_furuka と No Reason をよろしくお願いいたします。

42 No Reason 第32回撮影

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今回のモデルは、東山佳永さん。

そして、またまた登場の大河くん。


東山さんはダンス・パフォーマンサーで、

しなやかで美しい肢体の持ち主。

昨年の竜宮美術旅館での

パフォーマンスを拝見し、

オレからラブコールを送って、

モデルの承諾をいただいた。



事前に、赤田さん、Natsukiさんを

交えて顔合わせを行った際、

某邸宅が候補に挙がったのだが、

なにぶんオレが休職の

身で先立つものがない。



なので、代わりに

なりそうなところを探した。


そして、Webで見つけ、

実際に足を運んだのが、

上北沢にある

「賀川豊彦記念・松沢資料館」

という場所。



コンクリートの壁面で

構成された現代建築で、

光の庭などがあり、

資料館という名からは

想像がつかない

綺麗なところだ。



しかし、

オレの目当ては、

このコンクリートの建物の

中にある「礼拝堂」だった。



撮影の交渉をすると、

ご担当の方がとても

親切かつ丁寧で、

社会学にオレが詳しいことが

伝わったらしく、

ひどく感心してくださった。



そして、

案内された「礼拝堂」は、

昭和6年建築、というもの。


空気の澱みがなく、

すごく感じが良くて、

この場所で撮影することに決めた。





今回の作品テーマは、

「天女の出産死」

だった。


そして、当日
ご参加いただいたのは、以下の方々。

・モデル 東山佳永さん
・モデル 大河くん
・付き添い かなちゃん
・スタイリスト 赤田さん
・メイク Natsukiさん
・撮影助手 さとこさん
・撮影 masashi_furuka

と、久々に大がかりの
撮影になった。



というのも、

作品テーマの通り、

これまで「死」のみが

多くを占めた作品に、

新しく「生」、

しかも「出産」を入れる、

という No Reason にとっては

大きな転換点ともなりうる作品。


当日、記念館と予約時間の

やり取りがうまくいってなかったのが

発覚し、撮影時間が

少なくなってしまった。

オレのせいだ。






赤田さんの

スタイリングが冴える。


Natsukiさんも

天女をイメージし、

素敵なヘアメイクだった。




撮影は巻きで進む。


メインカットを

なんとか数パターン撮り終え、

あとは、東山さんの

宣材を撮影。



とにかく

逆光に透ける

身体のラインが、

とても美しい。



そして、撮影終了。




実は、当初決めた

料金よりも、

値引きして下さった。



本当に「売れない写真家」にとっては、

涙が出るほどありがたい。



しかし、その浮いたお金で、

打ち上げでみんなで昼食w


入った地元の店が、

またすごくて、

嘘みたいな大盛りや、

意表を突く盛りつけで、

一同苦笑しっぱなしw



東山さんと

Natsukiさんは、

オレがあらかじめ

見つけていた銭湯へ。



そして、今回初の助手を

申し出ていただいた

さとこさん、ありがとうございました。



礼拝堂の椅子の

出し入れなど力仕事なども

手伝っていただいたり、

高低を利用したカットの際に

フラッシュなどを移動していただいたり、

本当に助かりました。



オレは疲れてしまい、

即帰宅したのであります。





その後、この作品の位置づけに

長い時間苦悩した。

File03つまり「死例」という

シリーズに位置づけることが

腑に落ちなかった。



そして、これまでの「死例」とは異なった

新しいシリーズをつくることにした。


「星止」だ。


このシリーズは、

これまでは使っていなかった「合成」を

使うことを前提としている。


小さい写真では、

わからないが、

右下に輝くのは

「カシオペア座」。



星座が意図するもの、

それが伝わることを祈っている。


=============

以下、「星止」の本文。

10万年以上ものあいだ、人はたやすく星を見ることができた。
かつて、人は神々を崇め、神話をつくり、星々に託した。
人は死してもなお星が残ることを知って。

あなたには、星が見えるだろうか。
喜び、憎しみ、悲しみ、裏切り、嫉妬、暴力、支配、偽り、殺し、愛。
太古よりなんら変わらぬ人と同じ感情を有した神話の神々たち。

ここ百年ほどの間に、人は夜空に灯りをともし、空を濁した。
現在、日本では年間3万人を超える人たちが自殺している。一方、無差別大量殺人が後を絶たない。

光は光を隠す。
闇が光を露わにする。
その真実は変わらない。

ある哲学者が言った。
「神は死んだのだ」と。

星々はいまもなお輝いている。あなたの頭上にいつも。
夜空の、そして昼の青空の向こうで。
あなたが星を見たとき、そのとき星は止まり、
必ずやなにかを伝えるだろう。

※本作品は自殺や殺人を推奨するものではありません。

41 No Reason 第31回撮影

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実は1月中旬に



撮影を予定していた



モデルさんが、



一家急病のため、



延期になってしまい、



2011年初めての



疑似死体撮影は、



1月末日だった。









場所は、麻布十番にある、



友人中山さんのお店



ナラコン

(正式名称:「ヨルcafe/bar ナラ cON-temporary
」を



お借りして撮影した。





撮影途中、昨年の11月の



イベントでお世話になった



おかみさんにもご挨拶できた。







いろんな人たちに見守られて、



オレは作品を作り続けている。











この日のモデルは、



Mammyさん。





デザフェスの出展者一覧で



オレの写真をみつけて、



デザフェスでブースまで来てくれて、



モデルにしてください、と



依頼をしていただいた方。







個展にも来てくださった。



ありがたい限りだ。





衣装は、そのデザフェスで



使用されていたメイド服w







そして、ヘアメイクはNatsukiさん。



Mammyさんは被写体も



何度かしているそうだが、



事前に参考までに



送ってもらった写真が、



とても残念な出来だった。





本人にも伝えたけどw





なので、まずはオレの



腕を信用してもらうことから



はじめる。







「自分じゃないみたい」







メイドという設定なので、



今回はナチュラルメイクなのだが、



Natsukiさんとオレの魔法だ。







合計2シーン撮ったのだけれど、



撮影するにつれ、



Mammyさんは綺麗になっていく。







疑似死体なのに。



表現はおかしいが、



モデルさんも「気持ちが入る」のだ。







採用シーンは、



最初に撮ったほうにすることにした。





No Reasonの中では珍しく4灯も



使った凝ったライティング。





オレの用意した小道具や、



ナラコンにある小道具も



スパイスとして効いている。





撮影後は、中山さんに



ご無理を言って休業日なのに、



料理と飲み物をつくっていただいた。





客はオレたち3人だけ。





でも、Natsukiさんも



Mammyさんもまた来たい、



友達に紹介したい、と



言ってくださった。









写真を構成する上で、



その場の「空気」はとても重要だ。





撮影準備の間、



中山さんも、Natsukiさん、Mammyさんと



話していた。







そう、この写真には、



この店の「空気」をつくり出している



中山さんの心まで映っている。











40 No Reason第30回撮影

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※この記事は2011年1月に書いた記事

に加筆修正しています。











この日のモデルは





作家仲間の





星之杏奈ちゃん。











知り合ったのは、





artmaniaの





第1回イベント(2009年9月銀座)に、





オレが富姉に誘われ、





客で行ったとき。











星之ちゃんが展示していて、





オレが「File01」の





DMを手渡し、





話したのが最初。














その後、あまり交流は





なかったのだがw











時は流れて、





artmaniaの





第4回イベント(2010年9月鎌倉)で、





一緒に展示し、





ライトニングトークの後に、





モデルを志望していただいた。











聞けば、





「最初DMをもらったときから、





気になっていましたw」と。











彼女は大正や昭和などの





時代の人物やモノを





モチーフとした





世界観のある絵を描く。











そして、セーラー服好き。








アトリエ兼スタジオは、





畳の和室ということもあり、





そこを使って、





星之作品世界を作り上げ、





そこで死ぬ、という





設定にした。








駅で待ち合わせ、





アトリエに行く途中に





とある駄菓子屋に寄った。








すると、イメージが





ふくらむふくらむwww





欲望もふくらみ、





大人買いしますたw











カルタやぬりえ、





懐かしい駄菓子などが





畳の上にちらばる。











夕陽の中で死にたい、





という要望だったので、





ライトに赤セロファンを





被せていろをつくる。











少し奇妙な感じに





したかったので、





スレイブには





「ラムネの包み紙の緑セロファン」を被せて、





赤と緑のバランスを整える。











2パターン撮影し、撮影終了。








その3日後に





「ミンナデギジシタイ」にも





参加してくれた星之ちゃん、





ありがとう。











そのときに、データを渡し、





1ヶ月後に反応を聞いてみたが、





とても気に入っていて、





いま見てもニタニタしてしまうそうだw











疑似死体写真プロジェクト「No Reason」







(上の写真はボツ写真)





写真家として、





うれしいことこの上ない。














なお、星之ちゃんとは、





展示を一緒にしようと約束をしている。





いまはまだ言えないけれど。











(2011年7月だから言えるけど、実は、絵露愚乱末世のことです)