突然のパンクでも走りました | 松村マサル子の日常に訊け!

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役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります

深谷市の北端にあるウチの会社、そっから南端の取引先に向かわなきゃなンねぇ夕方。突然降って湧いたスクランブル作業よ、あんま行きたかねぇ作業だぜ。だけど明日のコトを考えたら行かないワケにいかねぇ。片道15kmの道のりであっても、コレばっかは仕方のねぇこったぜ。
分かったよ、行ってくらぁな。だけど遅くなるのは必定、せめてオヤツくらいは買わせてくれよ。よし、買うモンは買った、食いながら走るとすっか。だけど俺だって人の子、早く帰りたいのは山々だ。ダッシュでやっつけてやるぜ。よっしゃ、行こうかい!
と。あれ?何ンか足回りに違和感、じゃね?念のため、店の敷地内でチェックしとく?

…マジッスか?思いっ切りパンクしてやがるンスけど。左リアのタイヤ、完全にヘコンでるンスけど。コレはイカンよ、コイツぁダメだ。このまま走るワケにいかねぇ。不幸中の幸い、いつもの修理工場はこの店から1kmくらい、フツーなら5分の距離。ダッシュで見てもらおう。
ってなワケでUターン。なンだけど、とにかくタイヤがガバガバになっててさぁ。飛ばそうにも飛ばせねぇ、30キロ以上出せねぇし。後続車が来たらいちいちハザード点けてスローダウン、追い越したらまた20キロくらいで走って。
どうにか辿り着いたら、タイヤがこンなコトになってたよ。全車重を背負ったホイールがガバガバタイヤに乗っかって、摩擦しまくってやがった。おいおい、だぜ。

「あ~、コレはダメですねぇ。今、時間はあります?交換しなきゃいけないンで」。まぁね、こンなタンコブができちまってたら何も言えまへんや。でも待てよ、俺はこれから往復30kmの旅に出なきゃいけないンだからさ。とっとと帰りてぇンだからさ。
「だったら軽の代車を出しますよ、ソレで行ってきて下さい」、だけどもう17時半、フツーでいったら19時になっちまうぜ?「そうですねぇ、出来るだけ残るようにはしますけどねぇ」。まぁいい、ソコは後から考えべ。俺はダッシュせにゃいかねぇンだから。

で、こういう感じのクルマを借りて。ダッシュにダッシュを重ねて。どうにか1時間ちょいで帰って来られたワケさ。工場にも残っててくれてね。ふぅ~、やれやれだぜ。
だけどこの南端の店、実は今日だけで3往復してンだよね。情報が行き届いてなかったせいで、ダメ押しが夕方になったって感じで。結果論ではあるけどさ、その情報がしっかり伝わってたら夕方に慌てて走るコトもなかったし、パンクするコトだってなかったワケで。1回往復すりゃ済ンでたのさ。ムダに時間も体力もガソリン代も使う必要もなかったのさ。
…事務のおネーさんさぁ、もうちょいとだけ、どうにかしてくンねぇかなぁ。フォローさせられンのは俺なンだからさぁ。

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