遂に山門が完成、に近付きました | 松村マサル子の日常に訊け!

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役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります

近所のお寺さん、俺ンちも檀家になってるお寺さん。ココは保育園もやっててね、近所だけあって俺もOBだったりするワケね。で、近所でしかも保育園、当たり前のようにウチの会社のお得意様でもあるワケだ。
近く過ぎると逆に行くコトがないってのもよくある話。でも今日は久し振りに営業に行ってみたと、そういうコトなのよ。
で、だ。お~、なかなか立派な山門が出来上がったじゃねぇの!いや、情報は聞いてたのよ。
っていうか、もう何年も前からやってるってのは知ってたし。最低限、今年は新年の挨拶にも新年度のカタログ渡しにも来てるし。その都度、やってンなぁってチラ見したりしてさ。
更に言えばだよ、近所の大工さんが仕切ってるって聞いてさ。マジかよ!?あのオッサンて宮大工の仕事も出来る人だったのかよ!?そンなアーティスティックな仕事をやれるってだけでリスペクトだぜ。細かい作業ってだけじゃナシ、神様仏様を作る仕事だからね。
でもねぇ、コレは檀家情報、お父っつぁんから聞いた話。当初の触れ込みと違って、とにかく仕事が遅いと。出来るっつってたけど、実はそうでもないンじゃね?と。完成予定から、かなりズレ込ンじまったとか。
でもまぁ、人員増強でココまで形になったってワケだ。やっぱ近所の、やっぱ取引先の飲み屋の話じゃ、完成記念の宴が来週予約されてンだそうな。そうですか、ソコまでこぎ着けましたか。だったらもう大丈夫やろ、フィニッシュが見えてなかったらそうはなンねぇだろ。
う~ん…、山門前の石柱をコンクリで固めたらしいですわ。俺が用事を済ませて出て来たら、この業者のトラックが帰って行きましたわ。
コレって、最終段階ってコトでいいンだよね?他のモロモロが完成したからやっと出来た作業なンだよね?ホントに来週は完成記念ってコトでいいンだよね?不安だわぁ…、残った業者さんがまだ石を切ってるし。
イカンな、時間までに仕上げる発想、芝居の舞台仕込みと混同しちまってる。舞台の場合はその後の段取りがあるからだけど。でも考えてみりゃ、ギャラの発生する大工仕事、もっと時間にシビアでなきゃダメじゃん。ま、もうすぐ完成ってコトでね。間もなく一般公開ってコトでね。
しかしナンですな。真新しい山門はキレイでいいけど、モクを使う模型みたいで貫禄はないわね。貫禄が出てくるまで、何ン10年もの風雪に耐える必要があるってこってすな。あ、ソレも仏教の一環かも知ンねぇか。

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