浦和でひたすら待ち続けました | 松村マサル子の日常に訊け!

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役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります

浦和か…、この駅降りたのっていつ以来だ?少なくとも10年、いやいや20年以上は使っちゃいないな。とりあえず覚えてるのは高校の時だな、何故だか知ンないけど、おっ母さんの仕事に付き合った記憶がある。すぐに終わったその仕事の後、駅前のパルコかどっかで買い物したっけかな。何ンだよ、ソッチがメインだったンじゃん。
だけどそうだよな、今や浦和っつったらバリバリのサッカータウン、駅を出たら「ようこそ」だし。工場のフェンスの向こうでしかこういうのが見えないってのが悲しいけど。
でもまぁ、Jリーグ発足から四半世紀経ってるのにこういう第一印象。俺にとっちゃ、ソレくらい縁遠いトコだってこったね。
今は"浦和市"じゃなく"さいたま市"のひと区域、だけど駅単位で括れば相変わらずの県庁所在地。コレがあるコトがココのアイデンティティだよね。コレがあるコトで、ココが埼玉県の政治の中心ってコトになるワケで。
多分今でもそうなンだろうな、小学校の遠足で来てンだよ、ココ。昭和50年代はまだ新しくて珍しい造りだったンじゃねぇかな、本庁舎から(何があったか覚えてないけど)別棟への渡り廊下っつーか連絡通路っつーか、この画像の通路を歩いたっけか。当時はこンなモンが自慢だったのかな。ダッセぇぜ、でもソレが時代ってモンなのか。ま、どうでもいいか。
おっ母さんの時もそうだったけど、今日の俺も珍しく県庁に来たのね。工場やってた時代は結構頻繁に来る必要もあったろうけど、今はそうそうはねぇし。そうね、俺はこの地域自体が覚えてないくらいに久し振りな状況、もう仕事で来るコトは滅多にないかな。
だけどそンでいいよ、ムダに待ち時間ばっか多い仕事なんざそうそうしたかねぇって。しかも16時っていう超中途ハンパな時間に解放されちまったし。
こンな時間から会社に戻っても(俺以外は定時の)17時にゃ間に合わねぇし。そうだな、だったら今日は直帰にしてもらおうか。しばらくず~っと忙しくしてくたし、たまにゃ&久し振りにムダな時間を使ってもいい頃合いじゃね?確かにやンなきゃいけない作業も会社にあるけどさ、待ち疲れを癒してもいいンじゃね?そう、たまに、さ。
会社にそう電話して向かったのは大宮駅、なるほど、コッチは久し振りでもないな。
赤い浦和の向こうを張ってコッチはオレンジ中心、同じさいたま市なのにまだ合併前の名残があるのね。サッカーの縄張りって厳格な線引きがあるからね。コレばっかはしゃーねーか。
だけど浦和と違ってコッチは闇市上がりの飲み屋街、マスコミの報道とは熱量が違うように感じる。あ、この辺りはアルディージャとライオンズがセットなンだけどね。
ま、いずれにせよだ、今日の厄介な仕事はお疲れ様でした。乾杯!って、1人乾杯だと撮影後の1人打ち上げみたいだけど。
あ、思い出した。何年か前の撮影、新座かドッカ、埼玉ン中でのロケが終わった後にココ来てたわ。新宿のションベン横丁もそうだけど、どこか闇市的な匂いの残る飲み屋街が俺は好きなンだよね。明るい時間帯だと余計にいい、場に似合うっつーか。
でもまぁ、今日もそうだったけど、仕事と待ち時間のイメージの浦和はあんまなくてもいいな。大宮はこういう感じだから全然アリだけど。何ンか…、ふぅ~って感じだね。久し振りに人間に戻ったような感じ。
ンだよ、どうにもまとまりのねぇ文章になっちまったい。