金沢市内のLRT化で思う事 | まーくんのブログ

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ただ今、暫定運用中。(ルームの方に自己紹介を書いておきました)

ツイッター上でも金沢市内中心部のLRT(新型路面電車)や地下鉄の導入話が散見されるので、自分でも考えてみた。

普段、自分が市内中心部に向かう場合はクルマで行く場合もあればバスの場合もある。飲み会だったらもちろんバスだしガッツリ居るのなら駐車場代が高くなるのでバス。1時間くらいで済むならチャチャっと有料駐車場に停めて帰ってくる感じ。そんな使い分けしている。

 

金沢駅~香林坊をLRT化したらそれなりの利用者が居るだろうから、福井のフクラムみたいに3両連接型を10分 (朝夕ピーク時は5分) 間隔で運行しないといけないのだろうなと思う。

一方で武蔵~片町をやっと右折レーンを含めて上下合計5車線の道幅を作れたのにどうするんだろう?とも思う。福井のフェニックス通りの場合は、それ自身が片側3車線あるし、その通りを通りたくなかったら碁盤の目構造なので1ブロック隣の通りに迂回することもできる。でも金沢の場合、迂回しようとすると全然違う所を通ることになる。それから武蔵地下駐車場みたいに通りのど真ん中に駐車場入り口が出来ていたりするし、路面電車の通行ゾーンは踏切が延々繋がっているような物なので電車が来たら退かなくてはいけない。すべてのドライバーが順応できるのか?とても心配である。

 

そしてクルマからのモーダルシフトが進むかどうかは運賃制度がどうなるかに掛かっているようにも思う。LRTなりミニ地下鉄を作って運行は北陸鉄道が担うことになるのだろうけど、路線バスとの乗り継ぎで現状のバス料金とほとんど変わらない料金でないと、結局車からの転移は無いどころか現状の路線バスのお客まで離れてしまうことになりそう。現状のバス料金制度だと30分以内の乗り継ぎであれば50円引きになるが、もっと割引を拡大してトータルの料金を抑えないといけないように思う。

LRTや地下鉄になれば定時性が向上しますというだけでなくて、工事費がどれくらいで、1回の利用料金がいくらなのか?その値段なら自分は使いたいかどうか?それが判断基準になりそうだと思う。