◯◯作品…とは。 | 俳優 土田卓のオフィシャルブログ 〜トレンディまさるの、今夜も君とトレンディ‼︎〜
世界の皆さん、こんちには。


土田です。


モントレーの皆さん、こんばんは。











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モントレー。

















でね、でね、私ね、大好きなんですよ、ピザ。


それでね、今までね、まぁ色んなところでピザ食べたりデリバリーしたりしてきたんですけどね(一応ある程度は)、


その中でもこれがベスト‼︎‼︎てのがありまして。



著名なピザ専門店のピザも勿論美味しいんですけどね、



圧倒的に美味いのが、ね、コレなんです。




























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モントレー。






















これはですね、ピザデリバリーチェーン店「PIZZA-◯A」の "モントレー" というピザで、


メニュー上では「キッズメニュー」に分類されてるヤツなんですけど、







ま〜美味い‼︎‼︎







ソースが「トマト」「ミート」「カレー」から選べるんですが、断然トマトソースがオススメです。


PIZZA-◯Aさんの (恐らく) 創業当初からあるメニューで、子供の時から色々と食べ比べ、



結果、これが今世界で1番美味しいピザになってます私の中で。



機会がありましたら、是非ご賞味下さい。



あ、ちなみに生地はクリスピー派です。





































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モントレー。

































てか、この名前がアメリカの地名だとは思いませんでした。















…さて。


私の嗜好についてのお話はさておき。







現在、3月出演舞台「サンサーラ式葬送入門」の稽古真っ只中な私ですが、


今日はちょっと、この作品を生み出した作・演出家の細川さんについて触れてみたいと思います。


というか、もちょっと正確にいうと、細川さんの生み出す作品世界について、話してみたいと思います。







というのはですね。





ツイッター等で今回の舞台の事を検索すると、


よく「細川ワールド全開‼︎‼︎」とか、「ほっそんの世界観、楽しみにしてます‼︎‼︎‼︎」とかね、


ちょくちょく見かけるかと思うんですが、


そもそも、



















細川ワールドって何?


















という当たり前の疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いまして。


なので、ちょっと触れてみようかなぁと。








あ、「既に存分に知っているぜっ‼︎‼︎」て方は、






読み飛ばして下さい。






もしくは、「土田、的外れなこと言ってないだろうなぁ…」とチェックして下さい。






さて、では、






































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行ってみよー‼︎


























まずは細川さんが主宰している劇団「バンタムクラスステージ」について、

ちょっと調べてみます。



ネットで検索すると、劇団HPが簡単に見つかりますね。









…ふむふむ。何やらスタイリッシュなHPが表れましたね。



…ほほぅなるほど。どうやら劇団員は、主宰の細川さんを含めて4人みたいですね。



…うん、まぁね、そうは言っても私、






























全員知ってるんですけどー‼︎‼︎
























…で、なになに?


「ABOUT」ですと?


よし、そこをポチッとしてみよう。


…おや。こんな画面が出てきたぞ?







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…らしいっす。






























まぁでもね、これだけじゃね、バンタムさんの舞台を観たことない方はよく分かりませんよね‼︎‼︎



しかもこのHPは、細川さんが主宰するバンタムクラスステージさんの話ですしね。


「サンサーラ式葬送入門」は、バンタムさんの公演ではありませんしね。







まぁでも、作・演出は同じく細川さんですから、


作品についてはかなり通ずるものがあります。


なので、バンタムさんのHPを参考に、私のつたない語彙力で細川作品について、紹介させて頂きます。







まず、細川作品の特徴その1。


「ハイテンポな会話劇」






これはね、そうですね…


えっと、う〜〜〜ん………














































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どうでしょう?


















…すいません、いきなり私の拙い語彙力を発揮してしまいました。




「どうでしょう?」て聞かれても、困りますよね‼︎‼︎




いえね、




「…あれ?ハイテンポな会話劇だったっけ?」





と思ってしまったものですから笑










えっと、つまり、細川作品においては。


確かに演劇ですから、ハイテンポで小気味好く進んでいく軽妙な会話のシーンもあります。


でもそれがあるからこそ、逆にじっくりと密に、


ジリジリとヒリヒリとしたシーンもあるというか…。


俳優が、ブワアァァ〜〜っとこう畳み掛けるような台詞の応酬をする演劇ではないかなぁ…


というのが私の印象です。






ちょっと何言ってるか分からないかもしれませんけど…


これについては、後でまた述べます。


とりあえず次に行きますね‼︎‼︎‼︎‼︎













細川作品の特徴その2っ‼︎‼︎


「アクション映画の様な物語とディテール」









…はい。そうです。



これだけ読んでも、正直



良く分かりませんよね?



大丈夫です、説明しますから。











ええとですね、これは、まぁつまり言うなれば、



読んで字の如くなんです。









…て、説明になっとらんやないかーい‼︎‼︎




と思ったそこの貴方、










正解っ‼︎‼︎‼︎‼︎

















大丈夫、安心して下さい。


これから順番に説明しますからね。











まず、「アクション映画」という部分について。



いわゆる "細川作品" と言われるものには、ほぼ毎回必ず出てくる小道具があります。



それは、なんですね。



ピストルです。鉄砲です。







「…え⁉︎ 舞台でピストル⁉︎⁉︎ なんか嘘臭くて陳腐でダサくな〜い??」




と思ったそこの貴方‼︎‼︎‼︎











































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残念‼︎‼︎‼︎‼︎






















これがね、実にカッコいいんですよ。



なんせ細川さん本人が、アクション映画マニアと言っても過言ではないくらいに、



アクションとか銃の扱いとかに精通されている方なんですね。







だから、銃を持った人物が登場すると途端に、



まず「銃はこう構えて下さい」から始まって、



「この場面は、まずこことここに銃を向けて警戒して、ここに照準を合わせて下さい」とかね、



「こうすると危ないので、銃はこうやって扱って下さい」とかね、



細々とした演出がつくんですね。






そして、そういう演出に裏付けされて、銃を持った人物がリアリティを持って登場するんです。









これが、とりあえず「アクション映画」という部分。




銃が出てきたら、それはもはやアクション映画ですからね。










そして、続く文言は「…の様な物語とディテール」なんですけど、


まぁつまり、細川作品といえば、毎回「銃」が出てくる様なお話なんです。








私が初めてバンタムさんに出演した「かべぎわのカレンダリオ」って作品は、

イタリアのとある田舎町の映画館が舞台でして。




その映画館に、ある日街を牛耳っているマフィアがやってきて、映画館を渡せ…と後継の姉妹に詰め寄り、

色々とすったもんだがあった末に、

その映画館に関わりのある流れ物の殺し屋が、マフィア達と…云々…





みたいな、そんなお話でした。








その後、細川さんと一緒にやらせて貰った「Anjir 〜アンジール〜」という作品は、



情熱や信念を失ったある刑事の元に、昔お世話になった先輩刑事が転勤してきて、


しかしその先輩が何者かに殺害されてしまい、


刑事は先輩の死の謎を解くべく、犯罪者が跳梁跋扈する荒んだ街・西浪を行く。


先輩刑事が、死の直前に残した「アンジールを探せ」という遺言を頼りに…





みたいな、そんなお話でした。













…ね?



出てきそうでしょ?銃。










細川作品は、なんかもうお話自体、銃が出てくるお話なんですね。












そしてそこに、「銃の構え方」みたいなディテールが加わる…というのが特徴のひとつなんですね〜。


まぁ「ディテール」てのも、別に銃の扱い方だけの話ではないんですけどね。



「部屋に入ったら、まずこの辺りを見て下さい。そうすると、部屋の感じが出ます」とか、



「窓を眺める時は、視線はこの辺りに持ってきて下さい」とか、



一例としては、そんなディテールもあります。










あぁそうそう、大事なことを言っておきますと、


銃が出てくる物語なので、ということはつまり、


大抵の場合、誰かしらお亡くなりになります。


でも、血が飛び散る…みたいな表現は決してありませんので、


怖がらないで下さいね。












あとね、物語について、もうひとつ。


細川作品は、よく、


「まるで映画を観ているみたい」という感想を頂きます。


これは、物語自体もそうなんですが、


ひとつひとつの台詞のやりとりも、映像作品の様な、映画の様な作品なんです。


なんていうか「端的な会話」というか「喋りすぎない会話」というか。


もちろん、独白もありますし、長ゼリフもあります。


ただ、会話の無駄は極力削られている様に思います。


それと、「会話で見せる」というよりも、「人物の空気感で魅せる」というか。


あと、ちょっとカッコつけた表現をすると「背中で語る」みたいな。


なので、お客様から「映画みたいな作品」と評されるのかなぁ…と思います。





…あまり伝わらなかったら、ごめんなさい。




そこはホラ、拙い語彙力ですので、







































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残念‼︎‼︎‼︎

















ということで、ご勘弁を。



実際に観て頂いたら、「あ、土田はこれを言ってたんだな」と分かって貰えるかと‼︎‼︎









さて、細川作品の特徴その3っ‼︎‼︎‼︎‼︎



「鮮やかな場面転換」






細川作品は、私の知る限りでは、具体的な舞台セットというものをあまり用いないんですね。





今回の「サンサーラ式葬送入門」も、舞台装置はほとんどありません。




そんな舞台の中で、物語は屋外だったり部屋だったり、踏切だったりバス停だったり…と、



シーンが繋がっていきます。



その、シーンの切り替わり、ここに "細川流" の演出がつくんですが、



これがね〜、まぁ面白いんですよぅ。




ただ、これに関してはあまり説明しません。



観て頂かないと、分からないものなので。



ひとつ言っておくならば、シーンとシーンの繋ぎ、転換の時の俳優の動きに注目して下さい。



そこには、細川流の細かい演出がついております。









さて、そんなこんなで、今回は私なりに「細川作品」というものについて語ってみました。


私自身、芝居を初めた頃から「芝居のリアルとは何ぞや?」と考えてきた役者でして、


その領域を存分に発揮できる、試す事ができるのが「細川作品」なんだろうなぁと思っています。







グレグレでは、多少誇張した表現が必要とされる場面もあったんですが、


今回は痺れるくらいのリアリティを追い求めた表現になると思います。


もちろんこれは、どっちが正解‼︎‼︎ というものではなく、作品によって、俳優に求められる表現・作品に通ずる表現が異なる…という話ですよ‼︎‼︎



細川作品はおそらく、グレグレとは対極にある作品性を持っているのかなぁというのが私の考えです。



…違うかもしれないけど。












えへっ♪♪♪














グレグレとはまた違った私がいるはずですので、


皆様、


乞うご期待っ‼︎‼︎‼︎‼︎






サンサーラ式葬送入門、観にきて下さいね〜。



よろしくお願い致します‼︎‼︎‼︎‼︎