
ヨーロッパ各国の対独抵抗運動への支援を目的に設計された単発銃だが、各戦線の指揮官が投下に難色を示したこともあり、当初予定されたほど大量に用いられることはなかった。その後は秘密活動部局である戦略諜報局(OSS)によって運用され、主に中国・ビルマ・インド戦線にて投下されたと言われている。
短期間に大量生産が行われ、1丁あたりの組立時間は7秒足らずだった。このことから、「装填から発射までよりも短い時間で製造された唯一の拳銃」などとも評された[1]。」
設計思想が明快、明確で製造時の組み立て時間にも驚きますが、コンパクトで誰でも扱える、コストも抑えられたものです。
ネーミングも、非常にわかりやすい。
初めて名前を聞いた時は、自分がレジスタンスだったらある種の希望すら感じてしまうような、今の現状を打破してくれるもの、かつ自分こそが「解放するもの」であるんだ、って気持ちを強くしそうだなぁと思ったものです。
そして、“Liberator”を話題にしたならやはりこちら。
「AK47」。
「実戦の苛酷な使用環境や、戦時下の劣悪な生産施設での生産可能性を考慮し、部品の公差が大きく取られ、卓越した信頼性と耐久性、および高い生産性を実現した。
この特性から、本銃はソビエト連邦のみならず、全世界に普及した。基本設計から半世紀以上を経た今日においても、本銃とその派生型は、砂漠やジャングル、極地など、あらゆる世界の地帯における軍隊や武装勢力の兵士にとって、最も信頼される基本装備になり、『世界で最も多く使われた軍用銃』としてギネス世界記録に登録されている[1]。」
ロシアのミハイル・カラシニコフが設計したもので、こちらも非常にシンプルな設計で、ばらばらにして組み立てる、という銃のメンテナンスもしやすくなっています。
さすがロシア、相当な悪環境でも使えるらしく、砂が入っても大丈夫とか驚きです。
その取り扱いやすさから、世界中に出回っているとは知っていましたが、ギネスって
アメリカ製の“Liberator”は、まさにアメリカ的というか「抵抗」そして「勝利」に導き「解放する」という思想。
かたや「AK47」はカラシニコフによると「防衛」の為に作られたものだと。
徹底的に現実に即した開発思想がロシア的。
さすが、宇宙開発競争において、アメリカが無重力状態でも書けるボールペンの開発に1億円使っていた頃、「鉛筆持っていけばいいじゃん?」と、そんな事に開発費なんか使わないというお国柄
何が国民性に1番影響するんだろう?って、考えるのですが、やっぱり土地なんだと思うのですよね、気候も含む。
アメリカって若い国といっていいでしょうし、民族としての歴史が一旦途切れていますから、人間でいうなら若者的な、単純に明るい未来のみを想像できる、「祝祭」国家なんじゃないかなー、と思う事があります。
それに対してロシアは、一つの国の中でも温度差はあるのでしょうが(広いし独立したりすり寄ったりの国も含めて)、やはり過酷な環境で歴史の大きな変化を生き抜いて来た国民ですから、徹底したリアリズムが刻み込まれてるんじゃないかなーと。
まぁ、そんなだからウォッカ飲まないとやってらんない、なんだと思いますが
などと、いきなり銃の話なんか書いちゃってるわけですが、土地が広ければ広いほど、他人との距離が遠ければ遠いほど、「ストレンジャー」に対する警戒心ばかりがつのる結果の武装なんだろうなとは思います。
でも、アメリカで「はじめての銃」としてピンクのコンパクトな女の子向けの銃、を6歳児が欲しがってるのは不自然だろうと。
「自衛」の「権利」のボーダーは個人で決めていいものではないと思うのです。
……あー。ついついつらつらマニアックな事書いちゃって![]()
まだ書けますけど。
何ブログ?
ジャンルはアメプロのジャンルわけにちっとも当てはまらないので、「アラフィフ」ですけど、この略し方も好きじゃないんだなぁ。
around fiftyでいいじゃん?
ってか、日本語には40代、50代って表現があったはず。
なんだか矛先がおかしくなってきましたので、この辺で
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