4月15日の夜に夜行バスで仙台へ向かい、16日に宮城県石巻市にて1日ボランティアをしてきました。
ここに書くことは、そのときに自分が見たこと感じたことであり、刻々と変化する現地の今の状況とは異なる可能性があるのでご注意ください。
震災が起こってからボランティアに行きたいと思っていました。
自分が何かできることをしたいということはもちろん、それ以外にも以下の思いがありました。
一つには、僕の両親は宮城県の出身であり、両親の故郷、即ち自分のルーツへの思い。
またもう一つとして、これは自分の目で見て焼きつけて、それを忘れることのないように、継続的に復興の役に立ちたいという思い。
そんな思いがあり、ツイッターやGoogle検索を使ってボランティア情報を収集して、いつでも行ける様にしていました。
やっと先週末に時間がとれると分かったので、その段階ですぐに夜行バスを予約。4000円くらい。
今はもう出ていないと思いますが、当時は仙台から石巻へのボランティア用バスが出ていたため、目的地は石巻にしました。
石巻は事前連絡は不要でした。事前連絡が必要なボランティアセンターもあるので確認してください。
さて、仙台駅に朝5時過ぎにつき、周辺を歩き回りましたが、ぱっと見は特に普通な感じ。
その日は快晴で暖かく、朝陽が綺麗で、大震災があったなんて不思議な感じでした。
しかし、よく見ると道路が隆起していたり、コンビニの前の黒板には「あるもの」「ないもの」のリストが書いてあったり。
いたるところに「がんばろう東北」の垂れ幕もありましたね。
散歩や朝食をとった後、ボランティアバスが出る仙台駅東口へ。
7:45発ですが、6:30過ぎには並びだしたと思います。
定員は80名。この日は土曜日でボランティア人数も多く、定員超過で断られている人もいたようでうす。
集まった人の男女比は男2、女1ほど。比較的若い人が多かったかな。
石巻へは1時間半ほどで着くはずですが、道路が大渋滞。
その間、車のナンバープレートを見ていましたが、県外はそれほど多くなく、宮城を中心に東北が多かったですね。
結局途中で休憩もいれたので、2時間半ほどかかって石巻ボランティアセンターがある石巻専修大学に到着。
個人で行く場合はここでボランティア登録する必要がありますが、
僕らのはボランティア専用バスであったため、スタッフの方がまとめてやってくれたようです。
ここで各自着替えて、再びバスに乗り活動場所へ。
バスの中で班分けが行われ、だいたい5人で1グループを作ります。
そのうち1人はリーダーなのですが、ボランティア2回目でもリーダーに任命されます。
被害の大きかったエリアである活動現場に近づくにつれ、
街から次第に色がなくなっていく。
瓦礫と泥、大気中に舞う塵。
白黒映画を見ているよう。
多くの家がなぎ倒され、残った家でも一回はくり貫かれ、道路には家財道具や瓦礫が山積みになっていました。
ただ、物理的被害があまりなさそうな家もけっこうある。そんな家の隣に崩れた家があったり。
メインの道路は舗装されたのか、車は走っています。ただ、道路にところどころ水が残っている。
震災から1ヶ月経ってもまだこんな状態なのか。
僕の班が派遣されたのは川沿いにある2階建てのアパート。
1階はボートが貫通したようで、部屋間の壁がなくなり、部屋は底が抜け泥に埋もれていました。
そんな状態でも2階にはまだ人が住んでいるみたいです。
そして、隣の家は無事っぽい。
運命の境目。
僕らの作業は、そのアパートの大家さんの依頼で、まず家財道具を外へ運び出し、その後泥を出すこと。
泥をかぶった戸棚や畳は重くて、男手4人でも相当厳しい。しかも、床の底が抜けてしまう。
(床が抜ける対策として、畳を最後まで残しておくのも1つの手です。)
泥のかき出しも、ヘドロが重くてきつい。
僕は腰痛もちですが何とかなりました。運動不足の人、腰痛もちの人は注意してください。
服はめっちゃ汚れるし、濡れるので、レインコートがオススメ。ドンキとかでちゃんとしたヤツを安く買えます。
あと、周辺にはアスベストが飛び散っているので、防塵マスクとゴーグルがあったほうがいいです。
防塵マスクはホームセンターで売ってます。1個300円くらい。
作業中には、住んでいた人の生活用品やら写真やらが出てきました。
そういうものや、まだ使えそうなものはなるべく残して置くように心がけました。
みんな黙々と作業していました。明るい雰囲気だけど淡々と。
僕も今できることを少しずつやるしかないと思って、淡々と作業しました。
終わったときには汗だくでしたが、こんなにいい汗をかいたのは久しぶり。
超きもちイイよ!
依頼主さんは何度も頭を下げ
「すいませんね。本当に助かります。
服も汚させてしまってね。
お茶でも出してあげたいけど。
また落ち着いたら見に来てください」
泣きそうになった。
その後再び石巻専修大学を経て仙台駅に20時ごろ到着。
経済活性化のために、高めの牛タンを食べ、お土産をやたらと買い込み、夜行バスで東京へ戻りました。
今回個人でのたった1日の参加でしたが、
被災地ボランティア未経験のごくフツーのアラサーリーマンでも役に立てたと感じています。
個人で行っても役に立たないのではないかと悩んでる方、そんなことないですよ。
ただ、団体で行ったほうが交通や受け入れの面でも効率が良いことは間違いないでしょう。
特にゴールデンウィークは混みそうなので、団体のほうが便利かもしれません。
ただ、少なくとも僕が行った時点では、石巻では被災された方のニーズに対して人手が足りてない模様。
その日に初めてボランティアが入った家もある。おそらく他の被災地でも同じでしょう。
僕はボランティアに行くも行かないもどっちでもいいと思う。
行かないからって後ろめたいことは何もない。
ただ、少しでも思いがある人や行動できるようになりたいと密かに思っている人は、個人であろうがぜひ行って欲しい。
ボランティアに行く理由なんて何でもいいじゃないか。
昼はボランティア、夜はいちゃいちゃのボランティア合コンだっていい。
今は誰もが役に立てるチャンス。
現地に行けば何かがある。
迷惑だったら帰ってくる。
電車でいけるところも増えているし、とりあえず仙台や盛岡までの交通手段をおさえれば、後は何とかなる。
悩んでる方はそこから考えてはどうでしょう。
仮にボランティアはダメだったとしても、その地でお金を沢山落としてくればいい。
この前参加した震災関連のイベントで、学生のボランティア団体で1000人登録者がいるけど、実際に行くのは100人くらいと言っていた。
まあそんなもんでしょ。
話が少しずれましたが、この震災を機に行動できる人が少しでも増えればいいなと密かに願っています。
僕自身、別に行動力があるとは思っていませんが、客観的に見て行動力ランキングで6000万位以内にはランクインするとは思うので書かせてもらいました。
まずは、仙台や盛岡への旅をブッキングするところから。
僕はまた今月末とゴールデンウィーク後半に行きます。
Yesterday marked a one-month anniversary of the March 11 catastrophe.
I thought I would keep a diary of what I was doing on that day.
I was lying in bed with flu in Tokyo when a massive earthquake struck our country. When it started shaking, I felt like this one was somewhat different, but I decided to wait in bed because of the flu.
Usually earthquakes last 5 to 10 seconds; this one, however, never stopped and it shook even harder and harder.
I had no choice but to jumped out of my bed, grab my jacket and ran downstairs.
While a housemate was there and open the door so that we would not get stuck in the house, I turned on TV to find information on the earthquake.
It was still shaking.
I was really scared. I felt like my life was threatened.
It was fortunate that I was with two of my friends at that time. That sure helped stay calm.
Worst earthquake ever to hit Japan.
It was off the coast of Miyagi.
Both of my parents, who live in Tokyo, are from there and I have some relatives in the area so I was worried. I did not attempt to call my family or relatives though, as I knew that the cellular networks were completely down. All I could do was check Twitter and watch TV, wondering what was going to happen.
I just could not take my eyes off of the TV screen. I will never forget those pictures of a Cosmo Oil refinery being a huge fireball, tsunami sweeping towns away and the city of Kesennuma in flames as if it had been bombed all over.
It was heartbreaking.
I went to bed after I got an email from my sister and found my family was ok.
Later that night, a phone call woke me up. It was 2:30am and from the back office of Accenture that I am with. I guess the back office staff was working so hard until they made sure everyone was accounted for. I was impressed and grateful.
I thought I would keep a diary of what I was doing on that day.
I was lying in bed with flu in Tokyo when a massive earthquake struck our country. When it started shaking, I felt like this one was somewhat different, but I decided to wait in bed because of the flu.
Usually earthquakes last 5 to 10 seconds; this one, however, never stopped and it shook even harder and harder.
I had no choice but to jumped out of my bed, grab my jacket and ran downstairs.
While a housemate was there and open the door so that we would not get stuck in the house, I turned on TV to find information on the earthquake.
It was still shaking.
I was really scared. I felt like my life was threatened.
It was fortunate that I was with two of my friends at that time. That sure helped stay calm.
Worst earthquake ever to hit Japan.
It was off the coast of Miyagi.
Both of my parents, who live in Tokyo, are from there and I have some relatives in the area so I was worried. I did not attempt to call my family or relatives though, as I knew that the cellular networks were completely down. All I could do was check Twitter and watch TV, wondering what was going to happen.
I just could not take my eyes off of the TV screen. I will never forget those pictures of a Cosmo Oil refinery being a huge fireball, tsunami sweeping towns away and the city of Kesennuma in flames as if it had been bombed all over.
It was heartbreaking.
I went to bed after I got an email from my sister and found my family was ok.
Later that night, a phone call woke me up. It was 2:30am and from the back office of Accenture that I am with. I guess the back office staff was working so hard until they made sure everyone was accounted for. I was impressed and grateful.
カリフォルニア大学バークレーの物理学の教授による講義をまとめた一冊。
本書のコンセプトは明確です。
現代のわたしたちの生活の大きなイシューについて、物理学の側面から解説しています。これらの内容は、指導者となる人が適切な判断をするために最低限知っておくべきことであり、また指導者ではない人たちも指導者の政策について判断する為に知っておくべきことであると述べられています。
徹底的に感情や意見を排除して、事実ベースで話が進みます。
本書はパート1とパート2があり、このパート1では、テロリズム、エネルギー問題、そして今注目の原子力について書いてあります。今後起こりえるテロのリスクや代替エネルギーについて、科学の側面から視点を知らなかったので、とても面白かったです。
また、原子力の章を真っ先に読みましたが、放射性物質の半減期や原子炉の話が福島第一原発の現状を理解するのに参考になりました。
改めて、科学の正しい知識を備えることの大切さを感じます。
そして、知識とともに、科学的なものの見方を学ぶことの大切さ。
このような授業は、文系であろうが理系であろうが大学でやるべきだと思います。そもそもどうして文系とか理系という区別をしたがるのか理解できません。「私は文系だから」「私は理系だから」っていうあれです。意味ないです。どちらかだけできればいいってことはないでしょう。仕事だって、仕事の話しかできないようでは大変です。
話はそれましたが、とにかく、いま世界にあるイシューの多くはだいたい科学が関わっています。それらを理解して正しい判断をする為には、基本的な科学の知識、及び科学的アプローチを持ち合わせる必要があると考えています。
特にそう感じるのが最近の原発問題。ツイッターやテレビを見てると、原発についてとても感情的な意見が多くて違和感を感じています。「原発は100パーセント安全でなければ作ってはいけない。全部廃炉にすべきだ。」のような意見です。
昨日、高円寺で原発反対のデモがありました。
彼らは原子力の基礎知識を備え、他の電力供給方法について考えた上で反対デモを行ったのでしょうか。現状とそのリスクを客観的に調べ、代替案と比較したのでしょうか。疑問です。
こんなこと書くと、「じゃあお前はしたのか?」って言われそうですが、「いいえ、何にも。」僕はデモってませんから。
現在の原発の状況は思わしくないようだし、感情的になるのも理解できます。ましてや原発の近くに住む方達は憤って当然でしょう。
僕は原発推進ではないし、デモ自体の批判もしません。
誤解のないように繰り返しますが、僕は原発の賛成反対のことを言っているのではありません。
どちらの意見も当然あるでしょう。
問題へのアプローチの仕方の話をしているのです。
このような本を一冊読んだら、もう少し建設的な議論が広がるのではないかと、一部の有識者だけじゃなくて、国民全体が似た視点で意見を交換できるのではないかと思ったまでです。
だから、オススメしたい一冊です。
本書のコンセプトは明確です。
現代のわたしたちの生活の大きなイシューについて、物理学の側面から解説しています。これらの内容は、指導者となる人が適切な判断をするために最低限知っておくべきことであり、また指導者ではない人たちも指導者の政策について判断する為に知っておくべきことであると述べられています。
徹底的に感情や意見を排除して、事実ベースで話が進みます。
本書はパート1とパート2があり、このパート1では、テロリズム、エネルギー問題、そして今注目の原子力について書いてあります。今後起こりえるテロのリスクや代替エネルギーについて、科学の側面から視点を知らなかったので、とても面白かったです。
また、原子力の章を真っ先に読みましたが、放射性物質の半減期や原子炉の話が福島第一原発の現状を理解するのに参考になりました。
改めて、科学の正しい知識を備えることの大切さを感じます。
そして、知識とともに、科学的なものの見方を学ぶことの大切さ。
このような授業は、文系であろうが理系であろうが大学でやるべきだと思います。そもそもどうして文系とか理系という区別をしたがるのか理解できません。「私は文系だから」「私は理系だから」っていうあれです。意味ないです。どちらかだけできればいいってことはないでしょう。仕事だって、仕事の話しかできないようでは大変です。
話はそれましたが、とにかく、いま世界にあるイシューの多くはだいたい科学が関わっています。それらを理解して正しい判断をする為には、基本的な科学の知識、及び科学的アプローチを持ち合わせる必要があると考えています。
特にそう感じるのが最近の原発問題。ツイッターやテレビを見てると、原発についてとても感情的な意見が多くて違和感を感じています。「原発は100パーセント安全でなければ作ってはいけない。全部廃炉にすべきだ。」のような意見です。
昨日、高円寺で原発反対のデモがありました。
彼らは原子力の基礎知識を備え、他の電力供給方法について考えた上で反対デモを行ったのでしょうか。現状とそのリスクを客観的に調べ、代替案と比較したのでしょうか。疑問です。
こんなこと書くと、「じゃあお前はしたのか?」って言われそうですが、「いいえ、何にも。」僕はデモってませんから。
現在の原発の状況は思わしくないようだし、感情的になるのも理解できます。ましてや原発の近くに住む方達は憤って当然でしょう。
僕は原発推進ではないし、デモ自体の批判もしません。
誤解のないように繰り返しますが、僕は原発の賛成反対のことを言っているのではありません。
どちらの意見も当然あるでしょう。
問題へのアプローチの仕方の話をしているのです。
このような本を一冊読んだら、もう少し建設的な議論が広がるのではないかと、一部の有識者だけじゃなくて、国民全体が似た視点で意見を交換できるのではないかと思ったまでです。
だから、オススメしたい一冊です。
