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やりたいことを、やりたいときに。

イソップ
文溪堂
発売日:2005-03

言わずと知れた名作、イソップ物語。この前読んだ「マイ・ゴール」で、読むべき10冊の中に入っていたので早速読んでみました。

紀元前6世紀にイソップという実在の人物によって書かれたらしいです。彼はギリシャに連れてこられた奴隷だったとか。
今年の目標読書300冊を目指すにあたり、「最近簡単な本しか読んでなくない?」と突っ込まれることが増えてきました。ここで更にイソップ物語なんて、余計に突っ込まれそうですが、イソップ物語を甘く見ちゃいけません。子供向けの絵本と言うイメージで広まっていますが、原文は大人にも響く教訓集となっています。
実際に甘っちょろいファンタジーな雰囲気はありません。決して感動やお涙頂戴の方向に持っていくことなく、淡々と現実世界の有様が描かれています。

それぞれの話は非常に短いですが、色々な解釈ができます。僕は別の解説書も読んだのですが、解説はないほうがいいなと思いました。解釈は人それぞれ。他の人がどの話に興味を持つか知りたくなりました。

僕が好きな話をいくつか紹介します。以下、一部は本書からそのままの引用です。

■カニとカニの子
母さんカニと子供カニたちが一緒に歩いてました。
母さんカニは子供カニがまっすぐ歩かないのが不満で、まっすぐ歩きなさいと言いました。
そしたら子供カニたちが言いました。
「じゃあお母さんがまっすぐ歩いてみせてよ。真似するから。」

■病気のライオン
年老いて体が弱くなったライオンは、洞窟に入って病気のふりをすることにした。そうすれば様子を見に来た動物を食べられるから。
実際にこれはうまくいき、様子を見に来た動物が近づくと、どんどん食べていきました。
ある日、キツネがやってきて、ライオンの届かないところで、ライオンに具合はどうかと尋ねました。ライオンはもっと近くにきてといいました。
するとキツネは、「やめておくよ。この中に入っていく足跡は沢山見たけど、出てきた足跡は一つも見えないからね。」

■二人の旅人とオノ
旅人が二人歩いていると、オノが落ちていました。
一人が、それを拾って言いました。
「見ろよ、おれが見つけたものを!」
その日おそく、大きな男が追いかけてきて、そのオノは自分のもので盗まれたものだと怒って言いました。
オノをひろった旅人が、
「僕たちは困ったことになった。」と心配そうに言いました。
すると、もう一人の旅人が言いました。
「僕たちじゃないだろう。オノは、分け合おうとしなかったのに、困ったことだけ分け合おうなんてふざけろ」
森 健
メディアファクトリー
発売日:2011-02-18

最近周りでは独立する人が多い。僕自身も個人で生活できるニートを目指しているので、この「勤めないという生き方」というタイトルに惹かれ、即アマゾンで注文しました。

本書では、独立した13人を「職人」「お店」「地域」「農」「NPO」の5つのカテゴリに分けて、本人へのインタビューとともにそれぞれの軌跡を紹介する内容となっています。
事業への思いを語るというよりも、それぞれがどんな経験をしてきたのか。何を考えていたのか。どのような価値観を持って生きているのかに焦点があてられています。

また、登場する人たちの前いた会社を辞めた理由が「絶対独立したい!」みたいなアツいものではなく、人間関係に嫌気がさしたとか、先が見えちゃったとかいうものだったりします。必ずしも順風満帆ではない形でやってきた人たち。それどころか、現在うまくいっているとは言い難い人も紹介されているところも面白かったです。
僕の会社もわりと大きめだし、クライアントも大企業なので、先が見えちゃうというのはよくわかります。ここにいたら人生決まっちゃうっていう恐怖にも共感しました。

登場する人たちの共通点は多くあるけど、その中から2つ挙げます。

①好きなことを仕事にしている
第1章に登場する手染め職人の青木さんは「サラリーマン以外は自分の好きなことでないと仕事できない。独立するということであれば、自分の好きなことを事業にするしかないと思うんです。そうじゃないと、自分の人生として成立しないと思うんです。」と言っています。
皆さん好きなことをやって生活をしています。それで人生として成立するかどうかというのは、それが理想のライフスタイルにマッチするからなのかなと思います。
だから、僕のイメージで言い直すと、
・好きなことを突き詰めていったら仕事として成立するようになった。
・事業や仕事の枠ではなく、望んだライフスタイルを追求したら、仕事も生み出せるようになった。
です。

②答えは自分の中にある
勤めないという生き方をしている人たちの経験を読んでいると、彼らが手がけていることは、突如やりたくなったというものではなく、彼らの昔の体験とつながっているなと感じます。それは、海外生活、実家の生活環境、両親との記憶など。
それが人や地域との出会いがきっかけとなって目覚める。そういうパターンが多い気がしました。そういう自分の過去の記憶って、目覚めたら本物なんじゃないかと。
僕自身は今後何をしていくか定まっていませんが、自分のルーツを大切にするよう心がけています。自分は自分のルーツから何を引き継いだのかを考えることが、僕自身の今後を占うヒントになると思ってます。

本書を読んで、僕は引き続き勤めない生き方を模索するつもりです。
勤める生き方にもいいところはあるし、魅力的な人も知ってる。それでも、1企業に勤めるというのは、理想のライフスタイルを実現したり、やりたいことをやったりするにはリスク高いなあと。

最後に気に入った箇所の引用。
本書に登場する東京R不動産の馬場さんから。(ちなみに東京R不動産は全員がフリーエージェントの働き方だそうで面白そうです)
「経済的安定が欲しかったのなら、博報堂やマッキンゼーに留まっていればよかった。でも、そうしなかった。なぜなら、僕らはおもしろい空間をつくったり、供給したりするほうに興味があるから。(略)この間もスタッフ合宿をやったのだけど、「どうやったら儲かるか」という話にはまったくならず、むしろ「どのくらいの売上が適正か」という話をした。なぜなら、継続的にやっていくには、価値観や美学を崩すことが一番ダメだとわかっているから。」
2011年も残り3分の2となりました。
今年の目標の4月時点での途中経過のメモです。


4月はまず極寒の中で、最高の花見として風船と花見を開催。
震災が生活に影響を及ぼす中、100名を超える人たちが来てくれてありがとうございました。
また、直接の参加者ではないけれども、その時代々木公園にいた人たちと風船で交流できて心温まりました。少し前に読んだプレイフルシンキングにも書いてありましたが、風船っていいですね。幸せな空間を演出してくれますね。


その他には、4月中旬に石巻、下旬から亘理町とボランティアに行ってきました。
それについてはこちら
石巻 http://ameblo.jp/masapedia/entry-10868018362.html
亘理町 http://ameblo.jp/masapedia/entry-10884846319.html


3分の1が過ぎたので、数字だけで単純に考えれば進捗率が33%であれば、ちょうどのペースということになります。




【定量的】


■本を300冊読む 4月 24冊 ⇒ 80冊(27%)
特に良かった本は
「モモ」
「今この世界を生きているあなたのためのサイエンス」
「ゆるく考えよう」


1番の学びは
・学びたければ金を払ってる場合じゃない、金を稼げ




■海外旅行に3回行く 4月は0回 ⇒ 2回(67%)


■1000ありがとう 4月は 76 ⇒ 325(33%)
主に情報提供、ちょっとした気遣い、ボランティアでいただきました。


■週1でジム ⇒ 4月は2回のみ。が、ボランティアの肉体労働はどんな筋トレより効く。


■月1で新しい体験orコミュニティに参加 ⇒ 災害ボランティア


■月1情報共有メール ⇒ OK


■講師を3回する ⇒ 読書勉強会の講師を1回(33%)


■毎月20万円貯金  ⇒ 被災地にお金落としまくったら20万円をやや下回りました。通年ではOK。


■平均7時間以上の睡眠 ⇒ 約6時間。


■週1でブログ更新 ⇒ 書評以外では2回




【定性的】


健康な体 ⇒ 鼻炎が続いている・・・鼻炎の薬が合わないらしく、飲むと100%でお腹をくだす


ほとばしる感謝 ⇒ 人生、感謝しかない。




【4月の学び】
・自分の医療履歴を知っておく。
2 回目のボランティア前に破傷風の予防接種を受けた。昔やったことがあれば1回で済むらしいのだけど、初めてだと3回くらい必要とのこと。受けたことがある か分からなかったので、親に確認しなくてはならなかった。いざっていうときの為に、自分で把握しておくべきだなあと思った。


・阪神大震災や中越地震のときは、ボランティアに行く人たちってすげーな、自分とは違う人種だなーって思ってた。でも、自分がボランティアする側になってわかった。ボランティアは特別なことでもなんでもない。誰でも出来ること。


・被災地で、あまり被害を受けてなさそうな家屋と壊滅状態の家屋が並んでいる光景をよく見た。九死に一生を得た人の話は聞くが、九死に一生を得なかった人の話を聞くことはない。
でも、たまたま九死に一生を得られないことはあるんだと実感した。




【5月にやること】
自由大学に参加
遊びBAR第3回
今後について考える
被災地行き
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