masaのブログ -6ページ目

masaのブログ

やりたいことを、やりたいときに。

今週末にまた宮城県に行ってきた。

これまでの被災地入りブログはこちら
■石巻にボランティアに行ってきた
http://ameblo.jp/masapedia/entry-10868018362.html
■亘理町ボランティア
http://ameblo.jp/masapedia/entry-10884846319.html

これまで石巻と亘理町に行ってきたのだけど、親の実家がある北の方にも行ってみたいと思っていた。
きっと場所によって復興具合も違うだろうし、今後の自分の関わり方を考える上で、もうちょっと他のところも見ておこうと、さくっと夜行バスを予約した。

【プラン】
今回の目的は大きく3つ。
①登米にいる伯父さんに会うこと。津波が来た時には南三陸町志津川の介護施設に入居していた伯父さん。
震災後の町の様子をテレビで見た時には流石に厳しいんじゃないかと諦めてた。
それでもなんとか登米に避難できたみたいで、次に宮城に行く時には会いにいこうと思ってた。

②そんな伯父さんがいた志津川の様子を見に行くこと。

③伯父さんがいる米川は親の地元で、子供の頃は毎年行っていたのに、
ここ最近はもう何年も行ってなかったから、久しぶりに行きたかった。
緑溢れるというか、昔は退屈なくらい自然しかないの田舎でゆっくりしたいなーと。

これらを軸に何ができるか考え、
・登米市に本部を置くボランティア団体、RQで活動すること
・志津川に支援物資を運ぶこと
を行うことにした。

【初日】
そんなわけで新宿から夜行バスに乗り、仙台を通り越し古川へ。古川から新幹線でくりこま高原着。
その夜には福島で震度5弱の地震があったらしいけど、全然気づかんかった。
くりこま高原からはレンタカーで登米市のRQ本部へ。

石巻と亘理町ではもっぱら被災地でガチな作業をしていたので、RQではRQの活動の様子や裏方の作業を見たいと思ってたので本部で作業をしたかった・・・親戚を訪ねるにもその方が都合がよかった・・・
んだけど、そんな期待とは裏腹に、唐桑(気仙沼の方)へ行って欲しいと言われてしまった苦笑

20年ぶりの気仙沼。
気仙沼の被害はひどかった。
未だに手のついてない瓦礫のはあちらこちらにあるし、悪臭もきつい。
町中ではまだ復旧してない信号がたくさんある。

ちなみに唐桑のところの海は、穏やかに太陽の光を放って綺麗だった。

【伯父さん】
気仙沼から戻って、伯父さんがいる介護施設へ行ってきた。

伯父さんのいる個室へ入る。

「伯父さん、お久しぶりです!僕が誰だか分かりますか?」

「ああ、分かるよ。大きくなったね。いくつになった?」

「31です。」

「2メートル31。それは大きいね。」

いやいや、爆笑してしまった。笑い的にはめっちゃ面白かった。
だけど、あーやばい、これは思ったよりぼけが進んでいるんだなって思った。ショック。
実際、伯父さんの話の8割くらいはちんぷんかんぷんなこと。
それでも津波が来たときの様子は覚えていたらしく、
志津川の施設の窓から津波が来るのが見えて怖かったと。

まだまだ元気でいて欲しい。

【RQ】
その夜は、昔から世話になっている地元の人の家に泊まったため、
正直RQの活動についてはあまりよく分からなかった。

活動の為の道具は揃っているようなので、とりあえず行けばなんとかなるんじゃないでしょうか。

【志津川】
次の日は朝早く志津川に向かった。
伯父さんが入居していた施設に行ってみるのと、あとホテル観洋の向かいにある託児所のマリンパルに離乳食を届けることにしていた。
これはRQとは関係ない完全な個人の活動で、事前に「ふんばろう東日本支援プロジェクト」のサイトにて何が求められているかを調べたところ、託児所で離乳食が足りないというので届けることにした。

RQ本部のある登米市米川から志津川までは20キロ弱。
道路はかなり修復された痕跡があり、震災当時は完全に断絶されていたんだろうなと思う。
向かう途中、志津川までまだ数キロはあるような場所なのに、道路の両脇に瓦礫の山が現れる。
天気が曇りだったせいもあるけど、町に近づくにつれてどんどん色がなくなっていく。
4月に訪れた石巻を思い出した。

メディアでも映されているように、町は壊滅状態。
車もあちこちに転がったままだし、瓦礫の中にカラスが群がっていて不気味だった。
探し物をしているぽい人や自衛隊の姿が多く見られた。
そして、町中には瓦礫で塞がっている道も多い。
カーナビで、JOMOのところを曲がってなんて言われても、そのJOMOが無かったりする。
最近のメディアでは原発のニュースは取り上げられても、被災地の生活の様子についての報道はだんだん少なくなっている。そして、「復興へ!」なんていう雰囲気も徐々に増えてきた。
実際、前回行った亘理町では、人々の生活は大変であるのは間違いないけれども、一時期よりはだいぶ落ち着いてきて、これからのことを考えるムードも感じないことはなかった。
けど、志津川見たら、復興なんて冗談かと思う。
泊めてもらった家の人は週末に陸前高田に行ったらしいのだけど、陸前高田はもっとひどい状況とか。
志津川は震災で水道を完全にやられて、現在でも水道の復旧度合いは10パーセントにも満たない。
3ヶ月経った今でも、最低限の物資を必要としている人たちがいる。

離乳食を届けにいったマリンパルの方も、まだまだ日常にはほど遠い状況だとおっしゃっていた。
時間がなくてあまりお話を伺えなかったのだが、これからの季節の衛生環境を心配されていた。
避難所のトイレの衛生環境や外で遊ぶ子供たちの為に、殺虫剤や消臭剤が必要であるとのことだった。
今後も協力したいと思う。
一方、今回はとにかく1人の行動では限界があるなと感じた。
亘理町ではチームみたいにして動いていたから、それと比べるとやっぱり大変だ。
長期間続けるにはチームで仕組みつくって動く方がいいな。

次は来週末に行く予定。
今度は同居人たちと一緒。
行き先はまだ決めてないけど、
亘理町/山元町か志津川に行くことになると思う。
同居人たち連れて行くの楽しみ!


masaの夢を引き寄せるブログ masaの夢を引き寄せるブログ masaの夢を引き寄せるブログ masaの夢を引き寄せるブログ masaの夢を引き寄せるブログ masaの夢を引き寄せるブログ masaの夢を引き寄せるブログ masaの夢を引き寄せるブログ


ウィリアム・A・ヴァンス
阪急コミュニケーションズ
発売日:2011-03-29

英語そのものよりも語感やコミュニケーションについての解説をした一冊。
自分が英語を教えるとしたら、どういうことを教えたら価値があるかを確認するために購入した。

内容は、ボキャブラリの使い分けなどの英語というコミュニケーションツールの解説が中心である。こういう言い方をすると、こういうニュアンスが生まれて、聞き手はこういう印象を受けるという内容。あくまで伝えることを重点に置いている。

レベル感として中級、上級者向けと考える人も多いようだが、初級者にもオススメしたい。本書にあるような内容、例えば発音方法や単語のフォーマル度についてや、I’m sorryの印象などを意識するとしないとでは勉強方法が違ってくる。また文化背景とセットで学習することにより、学習効率も上がると思う。だから、英語の習熟度にかかわらず役に立つ一冊である。

また、コミュニケーションに関することがメインなので、ビジネスじゃなくてもっとカジュアルな場で英語を使うという人にもオススメである。最近はグロービッシュも流行りだしており、細かいニュアンスや複数の言い回しなどは別に学ばなくてもいいんじゃないか、伝わればいいんじゃないかという風潮もあるのかもしれない。もちろん、グロービッシュで会話する限り、wrap up などと言わず、finishと言えばいいと思う。一方、語彙が簡単だからこそ、それ以外のコミュニケーションに注力する必要がある。本書はベースにあるコミュニケーションに目を向けるヒントになるだろう。

さて、本書のタイトルは「ワンランク上の」となっているが、何がワンランク上なのかと思って読んだ。僕自身も以前英語セミナーをやったときに、ワンランク上の学びを提供したいと考えていた。そのときは、英語圏で生活しないと身につけるのが難しい文化的なところや、学校では教えてくれない語感についてやることにした。本書はビジネス英語ということもあり、相手が受け取る印象をコントロールするための英語術になっている。
いずれにしろ、英語圏に3年くらい住んでいれば身につくポイントではあるが、学校では教えてくれないことが多い。単語を覚えたり、英文を読んだりするのは一人でもできるのだから、こういった「ワンランク上」のことを学校で学べるようにならないものか。授業ももっと面白いものになるんじゃないかな。

中学か高校で英語の先生でもやりたいなあ。
大前研一氏が震災直後にYouTube上で公開した福島第一原発の解説と復興への提言を文字にした一冊。内容はYouTubeのものと同じようである。
本書は三部構成となっており、第一章と第二章で主に原発の解説。第三章で今後の日本の復興計画について提案がされている。

原子力工学の博士号を持ち、プラントの設計に関わってきた筆者。原発の解説や今後の展望については説得力がある。そして、震災直後だったにも関わらずの現状分析と今後の洞察について、著者の思考力に感心せずにいられない。こういう人が永田町にいてくれたらなあと思うのだが、もう一回立候補してくれないだろうか。

第三章の提言では「道州制」と「日本人のメンタリティの変革」を訴えている。これらについては、これまでの著書で何度も語られている内容だ。だから大前さんまた同じこと言ってるわっていう感じもした苦笑
後者のポイントについて、この大災害は日本人のというか、自分たちのメンタリティを変えていくこれまでにないチャンスだと思う。起こってしまった震災は本当に悲惨なものだったし、国の対応は後手後手になった。けど、国には期待できない。テレビは都合のいい情報を発信する。原発に絶対の安全などない。そんなことは前から分かっていたことである。これを機に多くの人が覚悟を決めて、自分の未来を自分自身に委ねるようになって欲しい。

同時に、被災した方々が一国も早く日常を取り戻せるように国が動け。国も変わってくれ、と密かに願うばかりだ。

さて、本書の内容には同意する部分が多いが、一点だけ違和感を覚えたのが、日本が二十年間、所得が減り続けている唯一の先進国というくだりである。その根拠として、名目の国民経済計算が挙げられているが、内閣府の発表(http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html)を見る限りデフレの関係で実質値は上昇している。他の国の実質値は調べてないし、閉塞感があるのは間違いなく感じるので、目くじらたてて怒ることのほどでもないが、データの使い方としてはどーかなと。

いずれにしろ、情報は古くなってしまったが、それでも大変参考になる。YouTubeだけでも見ておくことをオススメ。