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masaのブログ

やりたいことを、やりたいときに。

小山 薫堂,箭内 道彦,片山 正通,後藤 繁雄,堂山 昌司,吉田 正樹,中村 勇吾,嶋浩 一郎,奥田 政行
インプレスジャパン
発売日:2011-02-24

様々な分野の9人の「しかけ人」たちが登場し、それぞれの企画方法、企画への思いを語る一冊。東京企画構想学舎での特別講義をまとめたもののようです。

皆さん異なったバックグラウンドを持っているので、企画に際しての思考法や企画のすすめ方が特徴的で、とても参考になります。ただ、それを一冊で味わえるのは嬉しいですが、個人的にはこのような形式だと内容が薄くなってしまう気がするので、あえて星3つにしました。
一人一人の講義を聞いてみたいですね・・・って、学校が出版しているということは、そういう戦略なのか。
だとしたら、まんまとハマってしまっています(笑

この本には小手先のテクニックはほとんど出てきません。
内容はもっと本質的で、彼らが企画をするときに大切にしていることや企画の進め方について、
これまでのプロジェクトを事例にしながら説明するものです。
本書にも「体つき」という話が出てきますが、読んでいると彼らの企画術というのは完全に体で覚えているものなんだろうなという感じがします。
この中で僕が特に面白いと思ったのは第7章の嶋浩一郎さんの話です。どうしたら人の心が動くのかを詳細に説明していて興味深い。
また、僕は地域活性化に興味があるので、山形の庄内を盛り上げている奥田さんの話も事例として参考になりました。

企画に正しいやり方などないと思いますが、この本読めば、自分にあうやり方が見つかるのではないでしょうか。

ちなみに、僕もたまに企画(もっぱらお遊び)をしますが、
僕が企画をする判断基準は、
「ワクワク x (人を笑顔に or 問題解決)」
です。
スーパーサラリーマンとして知られる美崎さんが、本当に書きたかったという一冊。
いい仕事には「あそび」が必要だと説き、時間、空間、距離感の3つの観点において、著者がどのように「あそび」をとりいれているかを説明しています。「あそび」といっても、その目的は仕事でのパフォーマンスを最大限に引き上げる為です。読んでいると、著者が仕事でいかに成果を出すかを考え抜き、徹底的に工夫して仕事をしている気がします。ツールの使い方なども参考になりますが、それよりもその徹底ぶりの方が印象が強いです。

いずれにも共通しているのは、自分が仕事に工夫を盛り込むスペースを確保して、そこで価値を高めることと理解しました。
新しい仕事、チャンスに挑戦できる時間を確保し、そこで成果をだすこと。
空間においては、価値を作り出すスペースを用意しておくこと。これは本書で言えば、ノートの余白や頭の中になります。
人間関係において、ある程度のスペースを作って距離感をコントロールし、自分が持って行きたい方向に持って行くこと。

最終章にある、仕事の機能の部分は常に代わりがいるから、自分なりのこだわりを出すようにしているという部分はとても共感しました。
良書だと思いますが、個人的には「結果を出す人はノートに何を書いているのか」の方が、はっとさせられることが多かった気がするので星3つ。

B'z好きの美崎さんということで、p.158の「完璧に見える人も、みんな見えないところで努力している」は、B'zの「パーフェクトライフ」からでしょうか。
今かなり話題になっている一冊。
ここ最近バズワードとなっている「キュレーション」、そして情報社会の大きな潮流について、豊富な事例とともに論じています。
今まさに起こっていることの全体像を提示し、わかりやすく明文化しているところに価値があると思いますので、今読むべき一冊だと思います。

まず第1章で現在起こっていることの具体例を説明し、続いて情報社会の時代背景、それから現在起こっている変化。そして、ようやく第4章でキュレーションについて論じる構成となっています。この構成のおかげで内容が理解しやすかったです。また、アウトサイダーアート、シャガール、福井県の眼鏡等、豊富な事例が知的好奇心を刺激してくれます。

僕はテレビはほとんど見ません。情報源はインターネットがメインで、twitterで自分がフォローしている人の情報を重視しています。彼らは、情報の海の中から、広大な世界から、彼らのアンテナに引っかかった情報を選別して、彼らが見た、感じたように伝えてくれています。僕から見れば、彼らを通して情報をフィルタリングしている。本書によれば、彼らのことをキュレーターと呼びます。そして、僕が彼らの視座にチェックインしているということ。
僕がフォローしている、重視しているのは何も著者のような名の知られている人ばかりではありません。同居人をはじめ、友人の枠にとらわれず、全然面識のない人、大学生など様々です。
選ぶ基準は、自分が興味ある情報を発信しているかどうかはもちろん、それに加えて信頼性を重視しています。twitterなどのインターネット上の発言は過去の履歴がほとんど見られます。この人の発言には一貫性があるのか、人間として信頼できそうかから判断しています。

本書にある
「事実の真贋をみきわめることは難しいけれども、それに比べれば人の信頼度をみきわめることの方が遥かに容易である」
というのは、人が介在する重要性、キュレーションの時代の本質じゃないかと思いました。

さて、キュレーションの時代においては、誰でもキュレーターになれるし、誰でもキュレーターに発掘される可能性があるようです。本書には、この時代にどうやって生きるか、どのようなスキルが求められるかは書いてありません。まあ、そんなもの人それぞれだし、自分で考えるのが当たり前なので、書いてないのは当たり前ですね。キュレーターやフォロワーなどのポジションによっても変わってくると思います。

僕はどうしたいか考えています。どういうポジションにいたいのか。
僕はコンサルタントというお仕事をしていますが、今思ったのはコンサルテーションもキュレーションに似ているのかなと。情報を選別して、情報に意味付けしてクライアントに伝える。
そう考えると、専門性は欠かせない。最近うちの会社なんか、どんどん組織を専門ごとに特化させてますし。
あとは、個人の情報発信を手伝えるようなITスキルも手にしたい。

ただ、僕の場合は日々面白いことに関わり、ワクワクすることをやっていきたいだけ。自分が興味あることを通して、人とつながりたい。その為には、自分から自分がやりたいことや興味あることを主体的に情報発信して行く必要があると感じています。そして、共感を呼ぶような発信の仕方でなければならない。自分のやりたいことに共感してもらうには、相手にワクワクしてもらわないといけない。ワクワクを生み出す能力、これは同居人がいつも言っていて、かぶって怒られると困るので、僕はソワソワを生み出す能力とでもしておこうかな。僕にとっては、本質的にはここに落ち着きました。