おなじみのパッヘルベルのカノン。
クラシック音楽といえば、といったようなポピュラー曲ですが、クラシック音楽以外でもいろいろアレンジされています。
YouTubeで検索すると、ヴァイオリンだけでなくエレクトーンやバンド、和楽器など実に様々。
ということで、私も弦カルのコンサートで演奏するためにアレンジをしました。
でも、普通に編曲するのではなく、今回はReconstruction(再構成)という、
カノンの原曲のモチーフを使って新らしい曲にすることにしました。
ロックっぽい感じにして、伴奏もリズムもハネた感じに、
コードもニ長調→ロ短調にして・・・・
最初は何のメロディ?みたいな感じで、ちょっと古臭い(ちょいダサい?)別の曲のように聞こえます。
でも、よく聞くと、その他の旋律や伴奏もカノンの要素で出来ているのです!
あとは、曲全体のチェロのベース音もD→A→B→F#・・・とカノンの通奏低音のコード進行にしました。
後半に少し原曲のメロディがヴィオラから始まります。
何はともあれ、お聞きいただけたらと思います!!
演奏:モルゲンタール弦楽四重奏団 2021年@Lien神楽坂
もし、弾いてみたい!という方がいらっしゃいましたら、
下記のリンクに楽譜を置きましたので、演奏してください。
https://drive.google.com/drive/folders/13dzRAXJoIEuF7mvivCSympfnPGBDo3FX?usp=sharing
(一時的で予告なく変更の可能性があります。もしリンク切れたり見つからなければ、ご一報を)
#JASRACの著作権は”演奏に関しては”免除にしています。
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音楽と楽器の研究:
https://yokoyama-music-research.jimdofree.com/
筆者(横山真男)のHP(楽譜のダウンロードもできる作品リスト)
https://www.cello-maker.com/research/music/japanesemusic-score.html