ヨガ・瞑想講師の吉田昌生です。


今日の記事は、ヨガのシークエンスに
興味がある方に向けて書きます。

すこし長いので、時間があるときに読んでください。


ちなみに今月の私のブログのアクセスされる
キーワードのランキングを調べたら、


1 シークエンスとは ヨガ

2 ヨガ シークエンス

3 吉田昌生

4 心の声を聞く

5 アドラー心理学 承認欲求

6 感情の解放



でした。


なんと1位と2位が、

「ヨガ シークエンス」


3位が、

「吉田昌生」


というわけで、本日は、

ヨガのシークエンスの作り方

について紹介します。


とくに私と同じ若手ヨガ講師や、
インストラクター志望の方を
イメージして書きますね。


(ベテランの先生は、今すぐ
このブログを閉じてくださいw)








さて、そんな「あなた」に質問です。





あなたはどんなことを意識して
シークエンスを作ってますか?






業界を見渡してみると、
先生によっては、その定義は様々です。



例えば、

生徒さんが早くポーズができるようになる = いい先生

デモンストレーションをカッコよくできる = いい先生


という方もいます。



ちなみに、私は、

「日常生活で活かせるヨガ」
をテーマにしています。

そのために「マインドフルネス」を意識して、
気づく力(アウェアネス)を高めるように誘導したり、

呼吸法やチャクラ調整をしながら、
「ヨガの感覚」を深めることを目的にしています。



あなたはどうでしょう?





シークエンスの作り方に
絶対的なルールはありません。


私自身もヨガを実践するなかで、
他の先生のクラスを受けるなかで変化しますし、

また参加される方のレベルに合わせても、
日々シークエンスを変えています。


でも、自分の中の軸や伝えたいことは持っていたほうがいいです。
自分の軸を持つことで、人と比較することも減り、ブレにくくなります。


自分の個性(分)を大切にすることで、
結果として生徒さんも集まると思います。




なので、ここでは、
あくまで、「今の私の考え方」をご紹介させて頂きます。
たくさんある中の一つとして、参考にしていただけたら幸いです。



もしも、気に入ったら真似してくださっても構いません。
著作権フリーです(笑)



では、いってみましょう。







~ ヨガとは何か? ~





ヨガのシークエンスとは何か?



と、問う前に、


まず、



ヨガとは何か?


を考えた方がいいでしょう。




ヨーガの根本経典には、


ヨガとは、心の働きを止めること。


とあります。


つまり、すべての目的は、
心の働き(思考や感情)を静かにすること。
そのために、呼吸や、体を調整していくわけです。



呼吸面では、

意識して吸う息と吐く息を深めたり、

ポーズで、呼吸に関する筋肉を緩めたり、

時には息を止めたりして調整していきます。





身体面では、
とくに背骨を調整します。

なぜなら、背骨の状態は、
私たちの心と深く結びついているからです。


より専門的にいうと、
心の働き(思考や感情)を調整するために、
身体と心の密接につながりのある背骨周辺にある
エネルギーのポイント(チャクラ)を調整します。


どうやって調整するのかと言うと、
背骨を、前や後ろに動かしたり、
ねじったりを繰り返すだけです。



具体的には、

前屈

後屈

ねじり

バランス


などのポーズをとったり、
反復運動(ビンヤサ)をしたりします。



なぜ、わざわざ
あんな変な格好をとる必要があるかと言うと、、、

私たちは、大人になると、
それまでの姿勢や、体の使い方の癖によって
疲れが蓄積して、大抵、歪んでいます。


だから背骨をまっすぐにしよう!

呼吸をゆったりしよう!

と思ってもいきなりできない場合が多いです。



使っている筋肉は硬くなり、
使っていない筋肉は眠ったままになっています。

(全く使われていないアクセサリーのような状態になるので、
「アクセサリーマッスル」とも言われたりします。)


だから、動きやポーズで、
とくに固まってるところを緩めていき、
全く使われず退化した筋肉は活性化させていくわけです。


呼吸に関する筋肉や、背骨周辺の筋肉や臓器、
神経の伝達を妨げるつまり(ブロック)を解放していくと、

エネルギーの通り道(チャクラ)が調整され
全身の気(プラーナ)の流れがスムーズになっていきます。




気(プラーナ)の流れが循環すると、

徐々に、呼吸、身体感覚、
思考や感情といった心の働きが鎮まっていきます。



簡単に言うと、
頭の中のおしゃべりが静まり、
身体が深く休息した状態になります。



このとき、身体には、
様々ないいことが起こっています。


交感神経から
副交感神経に切り替わり、

自律神経のバランスが調い、

ホルモンバランスが調い、

自然治癒力が高まっていきます。


通常の睡眠よりはるかに質の高い
深いリラクゼーションを短時間で体験することができるのです。


またストレスで余計なものを食べることが減ります。

さらには、代謝の悪い部分の筋肉の代謝がよくなるので、
基礎代謝があがり、脂肪が燃えやすい、太りにくい体質に変わります。



もちろん、
心にもいいことが起こります。


瞑想やシャバアサナが深まると、

心と体が一つになった「調和」や、

周囲の自然とつながった「一体感」や、

とてもオープンで、あたたかい「安心感」を感じます。



ちなみに、私はこのときの
「静寂」や「至福」が大好きです。



この「静寂」や「至福」こそが、
人の本質であり、本来求めているものであると思っています。

それ以外の「快楽」や「興奮」はこの「至福」の代用品にすぎません。
(これについては、またいずれ詳しく書きます。)




私は、この感覚を
多くの人と共有したくて
ヨガを講師の道を選びました。


だからこそ、自分のクラスでは、
このような「実感」をとくに大切にしています。



まとめると、

私がのクラスでは、

マインドフルネス」を意識し、
気づく力(アウェアネス)を高めること。

また身体面と呼吸面、心理面から「ヨガの感覚」を深めることを大切にしています。

このようなアプローチによって、

「生徒さんの日常生活がより豊かなものになる」

と確信しています。


だから、このような信念に基づいて、
上記のような感覚、境地から逆算して、
クラスのテーマやシークエンスを決めています。



また熱く、
そして長くなってきたので、
今日はこのへんで終わります。


本日は、シークエンスの解説に入る前に、


「ヨガとは何か?」

「シークエンスとは何か?」

その前提条件や私の信念ついて語りました。


次回は、
実際のクラスのシークエンスを例にしながら、
詳しく解説していきたいと思います。

お楽しみに!




このような瞑想的感覚を深める
マインドフルネス実践WSはこちらになります。


『マインドフルネス瞑想入門WS@TOKYOYOGA 渋谷』

日程:2015年5月29日(金)

時間:12時45分~14時45分(開場12時30分)
   【注意】開始時間が変更されました。

場所:TOKYOYOGA 渋谷



お申し込みはこちらから



申し込み締め切り日
5月28日の夜10時まで

もうすぐ定員になりますので、
お早めにお申し込みください。


最後までお読みくださり、
ありがとうございました。


昌生でした。



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※呼吸・心を整える瞑想誘導CD付き  吉田昌生 著


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